台風で欠航した場合の対応は?予約便(格安航空券,LCC)はどう?

台風で予約していた航空便が欠航になってしまった場合の対応方法についてのご紹介です。

以前、台湾を訪れた時に台湾から日本に帰国する際、台風のため予約便が欠航になってしまったことがあります。

今まで、このような突発的な欠航に遭遇したことがなかったため少し焦りました。その経験をもとに、欠航時の対応方法を紹介します。

ここに注目

  • 台風で欠航した場合に航空券はどうなるのか?
  • 台風欠航での正規航空券は払い戻しが可能なのか?
  • 台風欠航での格安航空券の対応はどうなるのか?
  • 台風欠航でのLCCの航空券の対応はどうなるのか?

上記のような疑問を持っている方も多いのではないでしょうか?

 

天候不順による欠航を初めて経験した結果

私が予約していたチケットはキャセイパシフィック航空でした。その当時は、まだLCC便は今のようには普及していませんでした。

帰国予定日前後に台風が台湾全土に接近していたため、台湾からの帰国便が欠航になりそうだとの知らせを聞いたのは、帰国日前日でした。

そして、帰国日当日、天気予報通り、台湾北部地方を直撃してしまいました。

搭乗予定日の早朝に航空会社のウェブサイトで調べてみると、私の帰国便は案の定、欠航とのお知らせがありました。

その時は、桃園国際空港の多くの航空便が欠航となり、帰国日を翌日に変更しようとしたところ、運悪く、日本では3連休の最終日だったため、座席の予約が入れられなくなってしまいました。

当日、空港に早めに押し掛ければ、座席の確保はできたかもしれませんが、面倒臭かったことと座席が確保できない場合は無駄足になってしまうため、帰国日を2日後に遅らせて、日本に帰国しました。

 

フルサービスキャリアでの天候不順による欠航の場合

台風などの天候不順の影響による欠航を受けて分かったことを記しておきます。

その時、私が購入した日本で発券されたチケットは、いわゆる格安航空券で帰路・帰国日変更不可のFIXチケットでした。

幸いにもキャセイパシフィック航空はフルサービスキャリアでしたので、比較的柔軟に対応してもらえました。

ところが、台風などの天候不順のため欠航となった場合は、空席があれば、ほぼ無条件で翌日以降も利用可能ということが分かりました。

安い格安航空券の帰国便の変更が不可のチケットでも、台風などの天候不順の場合の欠航の際は、無料で別の日の便に振り替えが可能であることを初めて知りました。

さらに、キャセイパシフィック航空のようなフルサービスキャリアの場合は、他社便への振り替えも可能とのことでした。

たとえ、格安航空券として購入した航空チケットであっても、その扱いは同じようです。

フルサービスキャリアの場合の台風時の欠航の対応

フルサービスキャリアの場合の台風時の欠航の対応について、JALの場合を例に挙げて、その詳細を調べてみました。

お客さま都合以外の事由*1 による便の遅延・欠航に伴うご予約便変更・航空券払い戻し等のご案内は、JAL国際線予約センター、 市内・空港カウンター、ご購入された旅行会社にて承ります。
なお、JALホームページからも一部お手続きが可能です。

(参照元:JAL

 

ポイントをまとめると下記のようなことでした。

POINT

  1. 台風による欠航の場合は払い戻しをする
  2. 台風による欠航の場合は同一区間での予約変更が可能(振り替え)
  3. 予約変更の場合は空席のあるJALグループ便が可能
  4. 他社便への変更はJALが特に認めた場合に限り、変更可能

 

LCC利用での天候不順による欠航の場合

ところが、LCCの場合は、台風などの天候不順による欠航の場合でも自社便への振り替えは可能ですが、他社便への振り替えは出来ないようです。

そのため、LCCの場合は繁忙時に台風などの影響で欠航になった場合は、空席が空かない限り、別のチケットを改めて取り直さなければならなくなる可能性が高いことに注意しなければなりませんね。

具体的には、例えばピーチ航空の例を挙げて、台風による欠航の場合の対応をまとめておきます。

悪天候などが理由の遅延、欠航時の対応について
ご購入された運賃タイプにかかわらず、悪天候(台風や降雪)など不可抗力な理由での便の大幅遅延・欠航が発生する(した)場合は以下の方法で対応をいたします。この場合、キャンセル、変更手数料はかかりません。

(参照元:Peach)

 

台風で欠航になった場合の対応で重要そうなポイントを、下記にまとめておきます。

POINT

  1. Peachの他の便への振替(他社便への振替は行わない)
  2. 自社便への振り替えは空席がある場合のみ10日以内は可能
  3. 払い戻し(クレジット払いの場合はカード口座、又はピーチポイントなど)
  4. 他社便への振替や代替交通手段の補償はない
  5. 遅延、欠航に伴い発生した(する)宿泊費、交通費などの補償はない

コメント

  1. tomo より:

    シティ プラチナカードと言うのが有り、今、59歳になったら、それに入ろうと
    思っています。それは遅延航空便の際の食事代等が出るようです。
    宿泊代も出るようです。でもやはり、一番してほしいのは、代替の飛行機ですね。

    貴殿のおっしゃる通りだと思います。
    やはり、CI、BRだと、豊富な予備機がありますから、頼りになりますね。
    CXもたとえば、東京でも良いとか、言えば、手配してくれるかもしれませんね。

    ただ、ピーチはLCCですが、定時発着率が高いそうです。
    台風シーズンだけでも、LCCを避けるのも一つの方法と思います。

  2. いいぞっ より:

    いつもコメントありがとうございます。
    いろんなクレジットカードの特典があるものですね。
    海外への長期滞在や旅行の際はクレジットカードを上手に使いこなしたいですね。
    実は、天災による航空便の欠航を体験するまで、格安航空券でも振り替えできることを知りませんでした。
    当時はサラリーマンだったため、かなり焦りました。

    > シティ プラチナカードと言うのが有り、今、59歳になったら、それに入ろうと
    > 思っています。それは遅延航空便の際の食事代等が出るようです。
    > 宿泊代も出るようです。でもやはり、一番してほしいのは、代替の飛行機ですね。
    >
    > 貴殿のおっしゃる通りだと思います。
    > やはり、CI、BRだと、豊富な予備機がありますから、頼りになりますね。
    > CXもたとえば、東京でも良いとか、言えば、手配してくれるかもしれませんね。
    >
    > ただ、ピーチはLCCですが、定時発着率が高いそうです。
    > 台風シーズンだけでも、LCCを避けるのも一つの方法と思います。

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