台湾人嫁と国際結婚をした時の結婚式について当時を振り返りまとめておきます。
国際結婚の場合の結婚式は、両家の親族の国籍も違えば、日本の家族にとっては外国に親族が増えることになるため、結婚式を両国で二回挙げるケースが多くあります。
私たちは嫁さんと台湾のご両親の強い希望で、はじめに台湾で結婚式を挙げ、次に日本の親族・親戚に集まっていただいて披露宴(単なるお食事会?)をしました。
台湾では結婚の際には写真集を作るのが恒例
まず、台湾の結婚式の紹介をする前に、台湾では結婚をする前に、結婚写真を撮影し結婚記念アルバムを作ることが流行っているそうです。このアルバムが、日本でいえば芸能人の写真集みたいな大袈裟なものなので、日本人の自分にとってはちょっと恥ずかしいものです。
実際に撮影した写真の枚数は、いろいろな衣装に着替えて(10種類くらい)、300枚以上は撮影したと思います。その後、撮影した写真を30枚くらいに絞り込んで、結婚記念アルバムを作ってもらいました。朝から撮影が始まり、アルバム作成に関わる全てが終わる頃には、日が暮れていました。
さらに、結婚式にまつわる台湾特有のトレンドとしては、撮影した写真を名刺サイズにして、結婚式の際、ご出席していただいた人達に配ったりするのだけれど、私たちは、日程(以下の通り)に余裕がなかったため、名刺サイズの写真はほとんどが、翌日の結婚式には間に合わず、お蔵入りとなってしまいました。
台湾で結婚式をした時の全体の流れ
台湾に到着してからの結婚式までの日程は以下の通りでした。
1日目 :台湾到着
2日目 :写真撮影
3日目 :結婚式
4日目以降 :旅行等
台湾の伝統的な結婚の儀式は、本当は非常に厳密でややこしいですが、私たちの場合は、国際結婚という事情もあり、また台湾のご家族が形式ばったことにはこだわらなかったため、簡単な結婚式に落ち着いたのでよかったです。
とはいえ、一応、最低限の形式は踏襲しました。
本来は、結婚式当日(厳密には、曜日、時間等の考慮して最も良い時間を選んで)お婿さんがお嫁さんの家にお迎えに行って、ご先祖様の前で線香をあげ、挨拶をしてから結婚式場に向かうらしいです。
ところが、私たちは、前日にホテルに泊まり、結婚式の当日に台湾人嫁の泊まっている部屋に迎えにいくという簡略な形式をとりました。
結婚の挙式は、台湾のご親族が常々お世話になっている、あるお寺で挙げました。
お寺で結婚式をするの?と思うかもしれなませんが、嫁さんは普通にウェディングドレスを着て、爆竹が炸裂する中、お寺の門をくぐり、まずはお寺のお釈迦さまにご挨拶をしました。
私たちが結婚した時の結婚式の式次第
その後、挙式自体は以下の手順で進んでいきました。
- 新郎・新婦の入場
- 合唱団によるお祝いの唱歌
- 結婚式のためのお経(?)みたいなもの→1時間くらい続いた
- 両家の親から挨拶
- 新郎・新婦からご両親に感謝のお礼
- 宴会:精進料理でお酒はなし
- お祝いをしてくれた方たちに挨拶
- 親族・親戚と一緒に写真撮影
その日は、天気もよく無事終了しました。
自分は中国語が分からないため、何がなんだか分からないまま、気づいたら結婚式は終わっていました。
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