台湾の民間語学学校では最大規模を誇る「地球村」について、現地台湾からレポートします。
地球村とは、台湾で最大規模の外国語教育サービスを提供している民間教育機関です。
外国語教育サービスの主要言語は英語と日本語ですが、最近では韓国語も人気です。
台湾の英語学習と地球村
台湾には、このような主に英語や日本語を学習するための語学学校が街の至る所にあります。
中規模程度以上の都市の駅前や駅付近あるいは大学などの若者が集まる場所では、地球村は必ずあるといっても過言ではありません。
一昔前は日本でも駅前留学というキャッチフレーズで語学習得に滑車が掛かった時代がありました。
台湾では、日本以上に語学学習熱が高いように感じます。特に、英語に関しては、幼稚園から英語教育に熱を上げている親が多く、小学生、中学生、高校生、大学生、あるいは社会人にまで英語学習は及びます。
台湾の地球村は、日本ではイーオンとかジオスに相当するような語学学校で、主に英語と日本語の教育サービスを提供する民間学校になります。
その他の言語では、フランス語、ドイツ語、スペイン語、イタリア語をはじめとした欧米諸語も学習できるようです。実は、最近の韓流ブームの影響で韓国語も大人気のようです。
台湾最大の民間語学学校「地球村」の受講システム
あまり日本では見かけない料金システムで、学生を集めているようです。
学費の支払方法は、月額払いだけではなく、半年払いや1年払いだけではなく、2年間や3年間の学費を一括払いすることで比較的安く学費を抑えられるようです。
また、受講システムが非常に変わっており、何回、何時間、どこで受講しても、どの地域の学校に通学しても、無制限に受講できるような仕組みになっているのだそうです。
主に、入門コースや初級コースの場合は、台湾人の先生が教え、中級者以上のコースはネイティブの先生が教えるようになっているようです。
地球村の語学講師は大変!?
地球村は英語と日本語の両言語の教育が中心になります。
そのため日本語教師の募集も頻繁に(常に?)実施されています。
その辺りの内情について、台湾人の友人で地球村で日本語教育に携わったことがある方に話を伺ったことがあります。
上記のような無制限に受講できるシステムであるため、教師側からすると、人気のある教師には受講生が殺到し、人気のない教師からは受講生が離れていくことになります。
その結果、地球村で教えている教師にとっては、「UP or OUT」の弱肉強食という非常に厳しい職場環境になります。
人気のある教師は時給も上がっていくため、よい環境と言えなくもないですが・・・。基本的に、地球村の日本語教師の時給は低いそうです。
地球村で英語と中国語を習得して台湾人の友人を作る方法
ただし、地球村には中国語を学習するコースは設けられていない模様です。
そのため、敢えて、地球村の英語コースで入門レベルのクラスに入り、中国語で英語のクラスを受講し中国語を聞きまくるという方法もアリかもしれません。
また、そのクラスメートと仲良くなり中国語でコミュニケーションをとるように心掛ければ、中国語の学習効果が上がることでしょう。
また、それと同時に、中・上級以上の英語クラスも受講すれば、英語の能力も向上するかも知れませんね。
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