家族で台湾へ海外移住

日本人夫と台湾人妻が子供と一緒に家族で台湾へ海外移住をして台湾の現地情報をレポート

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飛行機の非常口座席を指定する為の条件と選ばれる人の属性とは?

      2017/02/19

海外に住んでいると頻繁に飛行機を利用することになり、日本への飛行機移動が多くなります。ここ数回の台湾と日本間の移動は格安運賃が嬉しいLCCばかり利用していますが、不思議なことに「台湾 → 日本」の利用の際には、かなりの確率で非常口座席をあてがわれています。そこで、今回は飛行機の非常口座席について少し調べてみましたので、簡単にご紹介します。

 

非常口座席とは、どのような座席なのか?

飛行機には非常口が8箇所あると言われていますが、その内の機体の中間部分に座席ピッチが少し広くなっているシートを非常口座席と言うことにします。

台湾-日本間のLCC航空便では、3列×3列のシート配列が多くなっています。そのため、私がよく利用するジェットスター航空の場合は、非常口座席は非常口の真横とその後ろの座席を含めると、6列×2(前後)で12席となります。

非常口座席を利用するメリットは、言うまでもありませんが、座席ピッチが広く取ってありますので、膝元と足元が広く開放的な機内の旅を楽しめます。

もう一つのメリットは、座席ピッチが広いため、些細なことですが、頭上の機内持ち込み手荷物の収納ボックスも気兼ねなくゆったり利用できます。(実際には、機内手荷物を収納する場所は頭上部分だけではなく座席位置に関係なく利用できます)

非常口座席を利用するためにはメリットとなる権利だけではなく、負うことになる義務もあります。それは、非常事態が発生した場合には、客室乗務員の指示の元、無償で航空会社に協力をしなくてはなりません。その最大の義務が、非常口の開閉操作になります。

また、一般座席では自分の座席の前座席のシート下部分には鞄などの荷物を置くことができますが、非常口座席では荷物を座席下に置くことができません。そのため、シートポケットに入れられない物は全て頭上の収納ボックスに入れることになります。

少し話が逸れますが、座席下部のスペースは、自分の座席の前の座席下部のスペースに自分の荷物を置きましょう。偶に、自分の座席の下のスペースを利用している人がいますが、そのスペースは後部座席の方のスペースに当たるようです。

かなり昔ですが、米国で飛行機の利用に乗り慣れていない時に、自分の座席の下のスペースに荷物を置いたところ、「貴方はそのスペースを利用する権利がない、前の座席の下のスペースが貴方が利用できるスペースだ。」と客室乗務員に軽く注意されたことがありました。

 

非常口座席を利用するための条件とは?

実は、国土交通省の通達により2009年4月1日から明確に決められて公表されています。飛行機の非常口座席を利用するための条件はいくつかあり、その全てを満たした人が優先的にあてがわれる、あるいは自ら指定することが出来るようになっています。

  1. 満15歳以上の方
  2. ご搭乗に際して付き添いの方や係員のお手伝いを必要としない方
  3. 航空機ドアの開閉等、緊急脱出の援助を実施することができる方
  4. 脱出手順の案内および乗務員の指示を理解し、他のお客さまへ口頭で伝えられる方
  5. 緊急脱出時に同伴者の援助をする必要がない方
  6. 緊急脱出の援助を実施することに同意する方

上記のように、6つの条件が挙げられています。

年齢制限を課しているのは、責任ある行動をすることができ、体力的にも問題がないことを暗示しているのかもしれません。また、子供連れや年配の方とご旅行をされている方は、単独での動作が難しいと判断されるため、条件には当てはまらないようです。

実際に、非常口座席に座っている方を見ていると、一人で旅行をしている方、または比較的年齢が若いカップルらしい方が多いように感じました。つまり、家族連れや団体旅行のような旅行客が、非常口座席を用意される可能性は低そうです。

また、非常口座席に座っているのは、男性の方が多い印象ですが、女性の方もいたため、特に性別は関係ないかもしれません。が、実際には、そのあたりの事情は各航空会社の社内ガイドラインや考え方によるのかもしれませんね。

 

搭乗前と搭乗後に確認されること

搭乗前のチェックイン時には、それとなく上記の条件を確認されているように感じます。例えば、私が台湾から日本へ一時帰国する場合には、チェックインカウンターでは日本のパスポート提示しますので、受付スタッフは日本人であることは知っているはずです。

ところが、中国語で説明をしたかと思えば、英語で確認をしたりする場合があります。つまり、間接的に外国語での意思疎通ができるかどうかの確認をしているのかもしれません。また、チェックイン時に、非常口座席をあてがわれた場合は、受付スタッフより、簡単な説明と確認を受ける場合もあるようです。

搭乗後には客室乗務員から、具体的に緊急時の協力依頼と、それに対する同意の確認があります。私が利用したLCCでは、緊急時の対応マニュアルシート(特に非常口の開閉操作)を配布され、非常時の簡単な説明と協力できるかどうかの確認をされました。とは言っても、「ハイ。分かりました。」と答えるだけですが・・・。

台湾 → 日本間の移動では、いずれの便でも、日本人の客室乗務員が多くいたため、コミュニケーション言語は、日本人に対しては日本語、また外国人に対しては英語で個別に説明していました。

逆に、日本 → 台湾間の移動では、一度も非常口座席をあてがわれたことがないのですが、その理由は客室乗務員が台湾人のみだからかもしれません。要するに、外国語ができるできないに関わらず、搭乗した機内で客室乗務員とのコミュニケーションに問題がなければよさそうです。

 

非常口座席利用の場合はリラックスできるスペースで緊張感も

飛行機の利用で非常口座席を利用するためには、上記の条件に当てはまっている必要があります。その場合は、予約時に空席があれば、事前予約できる場合もあります。また、LCCなどの格安航空会社では、事前に予約しなくても、空席があれば、航空会社スタッフが、判断することになるのかもしれません。

運良く(?)、非常口座席を用意してもらった場合は、機内では、足元スペースが広く、かなりリラックスして機内での時間を過ごすことができます。

その一方で、航空事故も小さなトラブルも含めれば、万に一くらいの確率で起こることも予測されます。そのような事態になった時には、大きな責任を負うことになりますので、少しばかりの緊張感を持った旅になることも事実です。

いずれにしても、非常口座席を指定した場合、あるいは航空会社側から用意してもらった場合は、航空機事故が起こらないことを祈り、快適な空の旅をお楽しみください。

 - 旅行観光

Comment

  1. チャコ より:

    こんにちは。私もよく台湾↔日本でLCCを使っていますが、私は逆に日本→台湾で非常口座席を指定されます。日系のLCCでも、台湾系のLCCでも、他の国のLCCでも何度も指定されました。理由は多分1人+居留証持ちなので、客室乗務員とコミュニケーション取れるだろうと勝手に思われてるっぽいです。スペース広いので嬉しいのですが、やはり少し緊張しますね。

    • いいぞっ より:

      コメントありがとうございます。
      やはり、条件を満たした上で、1人+居留証所持の人が優先される可能性が高いのかもしれませんね。
      最近思ったことですが、チェックインカウンターや搭乗口の待合所などで観察していると、台湾に1人で行き来している方の比率は、想像以上に低いのかもしれません。そのため、条件に当てはまる人が意外にも少なくて、非常口座席を配席される可能性が高くなるのかもしれません。(勝手な想像ですが・・・)

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