台湾は美人が多いvs日本はキレイな人が多い‐背景にある社会を考察

台湾には美人が多いとネット上では話題になっています。本当に台湾では女性は美人ばかりなのか？台湾にはブサイクはいないのか？そのような素朴な謎に個人的な意見を述べてみようと思います。

そもそも、美人の定義は何なのか？ブサイクの定義は何なのか？
女性を美人とかブサイクという短絡的な言葉で、表現すること自体が間違ってるのではないのか？

そのような言葉が聞こえてきそうですが、敢えて、ここではネット上で話題になっている女性を美人とみなしています。

それでは、ということで美人の逆の意味の適当な言葉を考えてみても、適当な言葉が見つからないのです。不美人、美人ではない人、ブス、ブサイク…。

ポリティカル・コレクトネスの人を敵に回すことになりますが、敢えて、ここでは分かりやすく、ブサイクという言葉を使います。

台湾には美人が多いというのは本当なのか、日本人の視点から見た台湾での美人に関する事情を、超絶主観的な視点で現実を話します。

（これはダメなやつだ、と思われた方はご覧になるのをお控えください。）

台湾には美人が多いは本当か？

結論を言ってしまうと、台湾には美人が多いというのは半分正しく、半分間違った認識です。

えっ!?どういうこと？と思われた方もいるかもしれませんので、ポイントだけ言うと、「多い」とはどれくらいのことを示しているのでしょうか。

台湾では美人ばかりというのは間違った認識で、台湾には美人が多いは正しくも間違えでもないということです。

つまり、美人もいれば、美人ではない人も、それなりに多くいるということです。もう少し踏み込んで言ってしまうと、美人がいる一方で、ブサイクな人も多いのが台湾です。

これは台湾であっても、日本であっても、その他の国であっても、同じことでしょう。また、もう一つ加えれば、個人により美人か美人でないかの基準も異なりますね。

台湾の美人の特徴

私の目線から、台湾の美人の特徴を4つほど挙げると、下記のようになります。

台湾美人は目が丸くて大きい

台湾美人には画像のように、ウルウルしたつぶらな瞳の美人が多い気がします。もちろん、大半の台湾人がこのような美しい瞳というわけではありません。

台湾美人は顔が小さい

ビビアンスーさんのように小顔で童顔の美人が多いように感じます。年齢が比較的高くても、このような美人は年齢が若く見えたりします。（もう一度言いますが、必ずしも大多数が、このような美しい美貌を持っているわけではないですよ。）

（引用元：wikipedia）

台湾美人は肌がスベスベできれい

台湾の女性は日本人女性のようには化粧品や肌水などを頻繁に使っているわけではないのに、肌がすべすべできれいなようです。

気候面の特徴を勘案すると、年間を通して、雨が降ることが比較的多く、皮膚が乾燥しないため、肌にダメージが掛からないのかもしれませんね。

台湾美人は足がスラッと長い

街を歩いていると、特に夏の時期は画像のようなジョギングパンツを穿いている女性をよく見かけます。

このような女性はO脚が少なく、箸のように真っ直ぐな足をしています。

台湾人の美人は足がスラッと長く、真っ直ぐなことも一つの特徴でしょう。

台湾人から見ると日本ではキレイな人が多い

それでは台湾人の視点から日本の女性は、どのように映っているのでしょうか？

台湾人に日本人女性の印象を聞いてみた結果

以前、台湾人にとって、日本人女性はどのように見えるのか？について気になったため、日本へ旅行へ行ったことがある台湾人の学生に聞いたことがあります。以下のような意見が多かったです。

彼ら彼女たち台湾人は日本人女性について、「キレイ」「オシャレ」という感情表現で意見を言ってくれました。

その時は、何となく、日本人である私に気を遣って、日本人の良い部分だけを引き出したような気分でモヤモヤした気分だったのを覚えています。

日本への一時帰国で見た日本人女性の印象

その後、私は久しぶりに、一時帰国で日本へ戻った時に、今まで感じたことがない日本人女性の雰囲気に新鮮さを感じました。

台湾人の女性の特徴の一つは化粧をする人が少なく、日本人ほどオシャレにも気を留めないことです。（詳しくは下記記事をご覧ください。）

台湾の女の子の特徴を７つにまとめた！

台湾人の女の子の特徴を日本人から見ると、どのように映るのかを、外見と内面の7つの特徴を採り上げて紹介しています。台湾で長く暮らしていれば、特に気にならなくなるかもしれませんが、はじめて台湾に来て、台湾女性と接する時には、参考になるかもしれません。

clubtaiwan.net

その時、私は台湾で暮らす期間が長くなり、台湾では、女性が化粧をしていないことにも、特に気にならなくなっていました。

そして、一時帰国をした時に、電車に乗ったり、街を歩いてみて、ハッと気が付いたことが、「日本人の女性はみんなキレイ」だということでした。

日本に住んでいた時には、そのようなことを特別に気に掛けることもなかったのですが、一時帰国した時に改めて、街行く女性が全体的にキレイだと感じました。

こんな経験から、日本人の女性がキレイだと感じる要因を、もう少し深掘りしてみようと思います。

日本人の女性の特徴

女性の特徴ではないですが、もう一つ日本の特徴を挙げると、どこへ行っても街に女性用のファッションやオシャレグッズが溢れているのも、台湾とは異なり象徴的です。

生活も物の見方も台湾人化した、台湾在住の私が台湾人の目線で日本人女性をみると、上記のような特徴が見えてきました。

つまり、日本人の女性は全員が服装や身だしなみには落ち度はなく、ほとんど全員が化粧やファションに気を遣っています。

そのため、社会全体の女性の雰囲気は全体としてキレイでオシャレに見えるのでしょう。

台湾と日本の女性の美の違いと社会の背景

台湾と日本の女性の美の違い

台湾人の女性はあまり化粧をしないで、純朴で、自然の美しさがあり、そのためナチュラル美人と言われることがあります。

関連記事：台湾人の女の子の毛と体臭から分かる日本人視点から見た美意識の違い

それに対して、日本人は身だしなみが相手への配慮であり、外見でも世間体を非常に気にするのが特徴でしょう。

そのため、日本人の女性も外出する時にはメイクをして、小奇麗な服装で、髪の毛やネイルにも気を遣い、バッグや帽子などのコーデにも敏感なのでしょう。

女性の美に対する社会の背景

さて、ここから本題に斬り込みます！

そもそも、台湾と日本では女性の美の意識が異なるため、上記のような違いが出てくるのでしょう。

つまり、日本では家の外では社会の目を常に気にしなければならない状況にありますね。

それに対して、台湾では社会の目を気にしなくてもよい、気にする人が非常に少ないというのが実態です。

このように、日本では社会の背景に女性に限らず、他人への配慮を常にする慣習があり、その配慮の一つが他人への美の意識です。

台湾では、普段は外出する時でも、どのような服を着ていても、清潔にしてさえいれば、特に何も気にすることがないと感じます。

このことは、以前「台湾の普段着の服装事情｜気楽で自由過ぎる体裁度外視」の記事で書きました。

また、先述した通り、台湾と日本の社会を比べると、ファッションやオシャレに関するショップが圧倒的に少ないのが実態です。

その要因として、台湾人の女性はあまり外見やファッションには拘りはなく、そのような嗜好品には、あまりお金を掛けないという事情があります。

その背景には、周りの目を気にせず、しがらみのない社会で、他人の考えに寄り添う形ではなく、比較的個人主義的に、自分の価値観で生きられるのが台湾の社会なのかもしれません。

特に地方都市ではファッションや化粧品に強い関心を抱く女性が少ないため、全体的に、台湾の女性と日本の女性を比べると、日本女性のほうがキレイに見えるのでしょう。

言い方は悪いですが、台湾人の女性全体と日本人の女性全体を平均化して比べると、外見に配慮する日本人のほうがオシャレでキレイで美しく見えるということになるのかもしれません。

もう一つ強調しておきたいことは、台湾の美人はダイヤモンドの原石どころか、化粧をしないスッピンでもダイヤモンドのように輝いている美人がいることは確かです。

ただし、台湾では、ネットで騒がれているようなダイヤモンド級の美人ばかりではないということも事実として言っておきます。

最後に、一つだけ、統計的なデータを挙げておきます。台湾人の女性は年齢が若い方は肥満の人は比較的少ないですが、年齢を重ねると肥満になる人が多くなるというのも実状です。

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