台湾での飲酒の習慣は日本と違う!?台湾人の飲酒率は?

台湾人の飲酒習慣と台湾人の飲酒習慣について、台湾現地からレポートします。いきなりですが、台湾人の飲酒についての質問をします。

台湾人は酒好きな国民だと思いますか?
台湾人は、どれくらいの頻度でお酒を飲むと思いますか?
台湾社会で、お酒を飲むのは、どのような場面だと思いますか?

台湾人との付き合いや台湾で生活してきた経験と、台湾人の飲酒に関する統計データを基に、上記のような疑問が少しでも晴れるように、台湾人と飲酒について台湾現地からお伝えします。

 

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台湾人と日本人の飲酒の習慣の違いは?

日本では上記の通り、仕事絡みでの飲酒が多いと思います。もちろん、お酒が大好きな方は、お酒が飲める楽しい場所に友人同士あるいは独りでも飲むと思いますが…。また、自宅でもお酒を飲む人も多いと思います。

台湾でお酒を飲む機会はいつ?

私が台湾に移住して、お酒を飲む機会に招待されたり、ご馳走になったことを思い返してみると、下記のような場面でした。

  • お正月
  • 忘年会
  • 誕生日
  • 日本人(親族含む)が来台した時
  • 結婚式などお祝い事・記念日
  • 接待

上記以外でアルコール類を飲む場面は、非常に暑い真夏の週末に冷え冷えのビールを1缶飲む程度です。よく考えてみると、台湾でお酒を飲む機会は、意外と少ないということに気が付きました。

台湾の大学生はお酒を飲むの?

興味本位で日本の飲みニケーションに関連する話を台湾の大学生にしたところ、台湾の学生は友達同士でお酒を飲むようなことは、ほとんどなく、ジュースとお菓子で、夜更かしして話をしたりゲームをするそうです。世代ギャップも感じました。もちろん、人によっては飲酒をする学生も少なからずいます。

台湾で飲みニケーションはあるの?

それでは、台湾の社会人に飲みニケーションのような慣習があるかというと、何度も聞いたことがあるのですが、社内の人と積極的に飲みに行くような習慣はないとのことでした。台湾の繁華街のような場所に行っても、居酒屋あるいは類似したものはあるにはありますが、日本ほど多くありません。

つまり、台湾人に需要がないため、台湾に進出している日本の和民も居酒屋というポジションではなく、夜のファミリーレストラン的なポジションで活躍することになっているのでしょう。

台湾の肉体労働者はコンビニで酒を飲む

台湾で日常的に酒を飲んでいる方たちもいるにはいます。私の知る限り、台湾原住民か肉体労働者です。最近では、セブンイレブンや全家(ファミリーマート)でもアルコール類が主力商品になりつつあり、台湾のコンビニはどこもイートインコーナーがあるため、夜遅くまでオジさんたちが酒盛りしています。

台湾で仕事終わりに一杯はあるの?

その他の台湾人は、仕事が終わってから、ちょっと一杯飲みに行くような習慣はなく、真っ先に家族のお弁当を買って家に帰る方がほとんどです。お酒を飲む場合でも、自宅でのんびり飲むことがほとんどです。

台湾ではお祝いや記念日にはお酒を振舞う

その他には、兄弟姉妹会のような親戚同士で食事をする時や同窓会などで旧友を自宅に招いた時などは、食事時に少しだけお酒を飲んだりする程度です。このように、台湾は飲みニケーションが嫌いな人にとっては天国のような国です。

台湾で泥酔は何を意味する?

日本では終電で泥酔して潰れている人をよく見かけますが、台湾ではそのような光景はほとんど見かけません。台湾ではお酒の席で酔っ払って泥酔してしまうことは恥だとされています。

そのため、自分の許容量を超えて飲酒をする人はほとんどいません。接待を受けた時などに酩酊して人に絡むことがあれば、ビジネスにも悪影響を及ぼすかもしれませんので注意しましょう。

台湾でも飲酒運転は厳罰

最近では、日本と同様に、台湾でも道路交通法が厳しくなり、飲酒運転に対する取締りや罰則が厳しくなったため、お酒を飲んだ後に運転する人も少なくなったようです。

そのため、お酒を飲んだ後はタクシーを利用して帰宅するなどの対応が社会に浸透しつつあります。台湾人の妻の家族も10年前くらいは飲酒運転をしていましたが、現在でも飲酒運転は、そのような行為は考えられないという状況です。こんなことも、飲酒をする習慣が目立たない要因でしょう。

 

台湾で飲みニケーションがない理由

台湾の方の飲み方と日本人の飲み方の大きな違いの1つは、日本人は梯子をすることが多いですが、台湾の方は特にその必要がない限り、梯子をしないですね。

そのため、宴会などの飲みの機会があったとしても、宴会が終わったら、そのまま直接帰宅することがほとんどです。台湾人は家族を大切にする慣習がありますので、仕事帰りに一杯という方は非常に少ないです。

もう1つ加えるならば、日本のような居酒屋で飲む習慣があまりない台湾の方は、自宅にお客さんを招いて食事をして、ざっくばらんな話をしながら、お酒を振舞うことは多いです。

ところが、お客さんを招いて、お酒を振舞うことはあっても、会社の上司や部下や同僚を飲みに誘うことはあまりないです。これも台湾には、飲みニケーションがないことの現実でしょう。

日本では飲みニケーションは会社内の潤滑油のような役割を果たすかもしれません。これは日本企業が組織を重視することを象徴しています。ところが、台湾では会社内でも、日本のように組織で働くという意識はあまりありません。

つまり、個人の持ち場で役割分担をハッキリさせ、個人の力で働き、その集合体が組織として成り立っているというイメージです。そのため、飲みニケーションそのものは必要ないのかもしれません。

 

台湾人の飲酒率

台湾で暮らしていると、上記のように日常的にはアルコールを口にする機会が非常に少ないことを実感します。台湾人は、飲酒習慣がほとんどないのでは…と思うことさえします。そこで、台湾人の飲酒率について少し調べてみました。

台湾人の飲酒率(男女別&原住民)

年度合計原住民
200239.755.124.0-
200536.352.020.257.3
200957.773.741.775.2
201358.471.545.6-
(台湾政府統計データ、単位:%)

上記の統計データから分かることは下記の点です。

  1. 全体としては2002年を起点にすると増加傾向
  2. 台湾人男性では飲酒をする人は7割程度
  3. 台湾人女性では飲酒をする人は4~5割程度
  4. 女性は10年以上前と比べると飲酒率は2倍以上に増加
  5. 原住民(女性含む)の飲酒率は約75%と極端に高い(直近2009年)

※飲酒率の定義は「1年以内に1回以上飲酒した人の割合」(ウィキペディア)

 

台湾人の飲酒率と日本人の飲酒率の比較

最後に、結果はだいたい予測がつきますが、台湾人の飲酒率と日本人の飲酒率を比較してみましょう。

項目台湾日本
年度合計
2002(03)39.755.124.085.361.8
2009(08)57.773.741.783.160.9
 (引用元:台湾政府統計データと日本厚生労働省データ、単位:%)
※日本の統計データは2003年と2008年の飲酒率(統計データ)を使用

上記の通り、日本人の飲酒率と台湾人の飲酒率を比較すると、圧倒的に日本人の方が飲酒率が高いことがよく分かります。これは上記でも述べた通り、日常的に飲酒をする習慣がある国民性とそうではない国民性の違いでしょう。

街を歩いてみても居酒屋が乱立している社会とそうでない社会、飲酒の志向性が強い国民とそうではない国民、生活習慣の違いであることを統計データが示しているように感じます。

最後に、日本では飲酒は20歳からですが、台湾では18歳から認められています。年齢に関する違いは下記記事をご覧ください。

台湾の成人年齢は何歳?‐台湾で成人に認められる権利とは?
台湾の成人年齢は何歳か?台湾の成人に与えられる権利はどんなものがあるのか?成人以外でも年齢によって認められることを紹介します。

関連記事:台湾のお酒と言えば何ですか?アルコールの種類と銘柄は?

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