名古屋発着便のLCCが更に一便増えるというニュースがありましたので、発着時間や料金について簡単にレポートします。今回新たに増便されることになったLCCはタイガーエア台湾という航空会社です。私も以前、高雄→大阪(関西国際空港)の片道を利用したことがあります。
台湾LCCのタイガーエアとはどのような航空会社か?
ところで、タイガーエアとはどのような航空会社でしょうか?
2013年に、シンガポール航空傘下のタイガーエアウェイズ・ホールディングスと中華航空による合弁で設立された航空会社です。
出資比率は、以下のようです。
- TGAH 10%
- 中華航空 90%
つまり、中華航空傘下系列のLCCです。今まで、2014年9月に主に桃園を基点に~シンガポールを就航させて、その後バンコク、チェンマイ、マカオなど、主に東南アジア方面に就航して実績を積んで東京に乗り込んできたようです。そして、その後、大阪(関西国際空港)、名古屋(中部国際空港)へと就航網を拡げてきました。
タイガーエア台湾の名古屋-台北線の出発時刻と便名
チャイナエアライン(中華航空)系列LCCであるタイガーエア台湾(台湾虎航)は2016年1月下旬(1月29日~)から台北(桃園国際空港)~名古屋(中部国際空港)線を週5便(火・水・金・土・日)就航しています。(※就航便は時期により変更になる場合があります)
名古屋-台北の就航便は下記の通りです。(2017年2月時点)
名古屋・中部国際空港(NGO) → 台北・桃園国際空港(TPE)
便名:IT207
出発時刻:10:45 - 到着時刻:13:20台北・桃園国際空港(TPE) → 名古屋・中部国際空港(NGO)
便名:IT206
出発時刻:09:05 - 到着時刻:12:45
当初、台北・桃園国際空港の出発時刻は、早朝5:20と利用し難い時間帯となっていましたが、現在は9時台の時間帯で比較的利用しやすくなっています。この時間の出発ではチェックインは少し時間に余裕をみて、7:00頃になります。チェックインの時刻に合わせてタクシーで空港に向かうのが最も楽ですが、早朝のバスも利用できるでしょう。あるいは、少しゆっくりしたければ、空港近くのAirbnbを利用するという方法もアリかもしれませんね。
一方、名古屋出発の台北行きの便は、午前10:45に中部国際空港を出発するため、比較的使い勝手は良さそうです。そして、丁度、お昼過ぎに桃園国際空港に到着するため、到着した日の午後から観光やビジネスとして有効に時間が使えそうです。
上記のような状況を考えると、台北→名古屋行きも名古屋→台北行きも利用しやすそうです。
名古屋発着の台湾行きのLCC便はこれで4社目になります。
発着時刻だけを見ると、台北 → 名古屋の便はジェットスターが深夜発ではありますが、私にとっては利用しやすそうです。そして、名古屋 → 台北便はタイガーエア台湾(10:45発)の一択になっています。
利用者としてはLCCの特徴を上手に生かして、自分の旅行の目的や都合に合わせて、片道ごとに予約を入れれば、場合によっては安く快適な旅ができるでしょう。
タイガーエア台湾(名古屋→台北)の料金を調べてみた!
タイガーエア台湾の片道運賃を調べてみたのですが、就航当初は片道6,000円のキャンペーンをしていました。キャンペーン料金でなくても、片道1万円~1.5万円程度で席を確保できそうです。受託手荷物の料金は20kgで3,200円と他社と比較すると少し高めの料金設定となっています。
タイガーエア台湾の名古屋発着便を上手に利用しよう!
これで、ジェットスター・ジャパン、Vエア、エアアジア・ジャパンのLCC3社に加えて、タイガーエア台湾も名古屋発着便に加わり、名古屋発着台湾行きはLCC激戦区になりつつあります。1年ほど前までは名古屋発台湾行きのLCC便がゼロだったのにも関わらず、現在はLCCが凌ぎを削る競争空港になっています。
また、状況が変わればLCC便は直ぐに就航を止めてしまうかもしれませんが、現在は円安効果もあり台湾からの観光客が見込まれるため、暫らくは名古屋もLCCが就航し続けることでしょう。→正に、状況が変わり、Vエアが撤退・倒産して、エアアジアは新規就航のアナウンスをしただけで終わってしまいました。
当初は中部国際空港からのLCCの発着時間は往路か復路のどちらかに難点があり、利用し難い時間帯に設定されていました。現在はタイガーエアの就航時間が利用しやすく感じます。上記でも述べたとおり、自分の利用しやすい時間を選んで、別のLCCを片道毎に利用すれば、安く快適に名古屋と台湾を往復できそうです。更なるLCCの新規就航で名古屋と台湾が今後もどんどん近くなることを期待しましょう。
格安航空:台湾までの格安航空券を検索してみる
関連記事:LCCタイガーエア台湾(高雄→大阪)の初搭乗レポート
関連記事:日本~台湾間往復|LCCとフルサービスキャリアの航空運賃比較
コメント
ついに私もチケットを購入しました。
来年8月成田ー台北、5泊6日で 9800円・込み込みで15000円余りでした。友達の紹介で、トランスアジア航空です。直接ホームページで
買えます。不思議なのが、同じ日程で台湾発の往復にすると、11000元
くらいで、お得感がありません。
日本初で短期の旅行はお得感があります。
http://www.tna.com.tw/jp/
コメントありがとうございます。
往復での料金で2万円以下とは、かなりお買い得ですね。
復興航空はLCCではないと思いますが、LCC以上に格安。
半年以上後のチケットでも予約が可能なのですね。
名古屋発着便もそれくらい安くなると年に何度も往復できそうです。
ホテルをいろいろ見ていますが、まだ早いので、
高いですね。忠孝東路4段のサンワンホテルに2泊、九分に一泊、
北投に2泊と計画しています。
高雄は日本円で22000円で、3泊、二人分の朝食、51平米
ウオシュレット付、洗濯機有りで、陽光ホテルはとても良かったです。
台北はそれに比べると、なかなか高いですが、航空券が安く手に入ったので、
ホテルは少しくらい、高くても我慢です。
先にも書きましたが、不思議なのは、日本発は9800円往復をやっているのに、台湾発は11000元くらい、しますよ。倍以上の価格差です。
同じサイトで、同じ日で、出発・到着が逆なだけです。
旅行会社に聞きましたが、台湾では台湾の飛行機会社が人気、
日本では日本の飛行機会社が人気、よって、台湾ではJALも
ANAも安く売る。
日本では中華、エバーも台湾より安く売る。そうです。
これが一つの答えですね。さすが専門家の回答でした。
いつもコメントありがとうございます。
下記の航空運賃の発着地による違いによる価格差の件、なるほど!と思いました。
時期や航空券のタイプ(FIX、OPENなど)にもよるのかもしれませんが、フルサービスキャリアの場合は台湾発便でもJALが高かった記憶があります。
台湾への旅行はずっと先の話でしょうが、ホテル選びから楽しみですね。
>先にも書きましたが、不思議なのは、日本発は9800円往復をやっているのに、台湾発は11000元くらい、しますよ。倍以上の価格差です。同じサイトで、同じ日で、出発・到着が逆なだけです。
>旅行会社に聞きましたが、台湾では台湾の飛行機会社が人気、日本では日本の飛行機会社が人気、よって、台湾ではJALも
ANAも安く売る。日本では中華、エバーも台湾より安く売る。そうです。これが一つの答えですね。さすが専門家の回答でした。