日本に久々に一時帰国して以来、改めて気が付いた日本での暮らしで驚いたことを中心にレポートします。
昨年の日本への一時帰国は1週間弱と短期間である上に、役所などへの諸手続きなどをしてドタバタとしていて、ほとんど日本での生活を実感することはなかったのですが・・・
今回は比較的長く日本に滞在できるため、買い物がてら、お店の商品を見ながら価格や品質をチェックしたり、テレビ番組などを見ながら今流行っている芸能人などをチェックしたり、のんびり子供達と自然に戯れたりしています。
そのような意味では、実質的には2年ぶりの一時帰国とも言えます。結論から言えば、約2年間の日本のブランクで、かなりの浦島太郎状態になってしまいました。そんな中、日本での暮らしで個人的に気が付いたことをご紹介します。
個人的に驚いたこと5つ
1.台湾よりも物価が安いこともある
2.毎日食事が飽きないで美味しい
3.静かな生活空間
4.人気お笑い芸人や歌手などが分からない
5.放置状態の車が動いた
台湾よりも物価が安い?
一般的には、日本の物価は高く、台湾の物価は安いというのが日本人のみならず台湾人の方にも共通する先入観でしょう。
ところが、今回日本へ帰国して、日本人の視点と台湾在住日本人の両視点で商品や価格を観察してみると、意外にも日本で販売されている商品と台湾で販売されている商品の価格が同程度であったり、日本の商品の方が価格が安いことも多いです。
例えば、コカコーラ(ペットボトル)1本の価格は台湾では25元前後の場合が多いです。その価格は日本円では、今の為替相場で100円程度になります。一方、日本のドラッグストアで販売されているコカコーラの価格は下記のように台湾よりも安い価格で販売されています。
その他、家電製品は全般的に日本で購入する方が安いですし、日本食品にいたっては日本で購入した方がかなり安いですね。
毎日食事が飽きないで美味しい
台湾でしばらく生活していると台湾料理の味が単一的で変化がないと感じる時が多くあります。
もちろん、何度食べても美味しいと思える台湾料理は多くありますが、味付けは多くの場合、醤油ベースまたは、薄味の塩味の場合が多く、少しずつ飽きてきます。
久々に、日本で和食三昧の日々を送って感じたことですが、長い間日本の味から離れていたためなのか、毎日毎日、油っこくなく、サッパリとした和食が美味しくてたまりません。
例えば、台湾では値の張る(100元くらい)納豆も、3パック100円で購入できる日本では食べ放題です。
毎朝の味噌汁も毎日食していても飽きることがないですね。日本から台湾へ移住する前は、このようなことを考えることすらありませんでした。
静かな生活空間
私の故郷が自然豊かな郊外のためだと思いますが、日々の生活で騒がしいと感じることが非常に少ないです。
台湾では、外出すれば、バイクやバスなどの騒音で常にザワザワしているような雰囲気があるのですが、その騒々しさとは別世界です。
台湾でのんびり海外生活と考えていましたが、実際には日本の方がのんびり生活が出来るような気がするのも、この一時帰国で実感したことの一つです。
人気お笑い芸人や歌手などが分からない
今人気があるお笑い芸人や歌手などが全く分からない。(笑)
2~3年位前に人気があった芸人さんは名前くらいは覚えていますが、それ以後に人気が出てきた芸人や歌手は全く分からなくなってしまいました。
日本エレキテル連合は何とかギリで分かるのですが、8.6秒バズーカーは初耳でお笑い芸人の芸名ということすら知りませんでした。
オリコンランキングを見ても、トップ10の内9人(グループ)は知らないアーティストばかりです。もう、浦島太郎状態です(笑)。
放置状態の車が動いた
1年前に一時帰国したときは、移住前に乗っていた車を少しだけ乗ってみたのですが、バッテリーが自然放電で切れてしまっていて、バッテリーを充電しながら何とか動きました。
そして、それからさらに1年経過した今回も、バッテリー切れで動かなかったのですが、バッテリー交換をしたところ、なんと以前と同じように乗ることができました。
何年も乗らずに放置していた自動車でも、問題なく動いていることに少し感動しました。
時間の移り変わりを感じる瞬間
その他にも、一時帰国で変わっていたことは、生まれ育った街を観察していると、以前存在したお店がなくなって、新たなお店が開店していたり、街並み全体が変わってしまっていることに驚いたりします。
逆に数十年前と変わらずに、街並みが以前のまま残っていることに感動したり出来るのも一時帰国の楽しみとなってしまっています。
また、兄弟姉妹の子供達も久々に合うと、数年前とは全く変わってしまって大きく成長していることに驚いたり、両親が少しずつ腰が曲がり始めていて、さらに老いていることに、時間の移り変わりを感じます。
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