台湾人が日本で自動車運転免許証を取得する方法

台湾人が日本で自動車運転免許証を取得する方法についての紹介です。台湾人が日本の自動車運転免許証を取得する方法は大きく2つの手段があります。日本で日本人と同じように自動車学校に通学して高い授業料を払って免許証を取得する方法があります。一方で、台湾の自動車運転免許証を取得している台湾人の方は、日本でもその運転免許証を有効に使うことが出来ます。

台湾の自動車運転免許証を日本の自動車運転免許証に切り替える方法についてご紹介します。
台湾の運転免許証を所持している人は以下の3点を携帯すれば日本で車を運転することが出来ます。

上記の日本語翻訳文は、下記の機関が作成した翻訳文に限られます。

(1) 台湾で入手する場合の窓口

(2) 日本で入手する場合の窓口

2007年9月19日の道路交通法の改正によって上記のような運転免許証の相互利用が可能になりました。

2008年10月1日より全面的な台日運転免許相互承認を実施することになりました。

外交部は９月１９日、全面的な台日運転免許相互承認の実施に関して以下のプレスリリースを発表した。

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わが国と日本は２００８年１０月１日より正式に全面的な自動車運転免許相互承認の互恵措置を実施する。台日両国は毎年約２５０万人近くの人々が相互訪問していることから、今後より便利な交通手段の選択が提供されることにより、両国国民の相互連動はさらに頻繁、緊密になり、台日両国の実質関係もさらに友好的に密接になると信じるものである。

今後、国民が日本へ観光に行く場合は、２００７年９月にスタートした方式（運転免許証の日本語訳本を申請して、日本短期滞在時に運転する）ほか、留学、ビジネス、公務等の要素で日本に長期滞在している、あるいは頻繁に日本と行き来している国民は、わが国の有効な自動車・バイク運転免許証があれば、試験免除で直ちに日本の普通自動車・バイクの運転免許証を申請できるようになり、日本での運転が便利になる。わが国のドライバーが日本の運転免許証を申請する関連資料については、今後１０月１日以降に、公路総局および日本交流協会の機関等のホームページに掲載することにより、国民がインターネットで閲覧できるようにする。

両国の運転座席の位置や道路状況が異なることから、外交部は国民に対し、日本で運転する際は、現地の交通法規を守り、車の通行安全を確保するよう呼びかけている。
（台北駐日経済文化代表処HPより抜粋）

2007年に、台湾人は日本において台湾の運転免許証でも1年間に限り所定の手続きをすれば、日本で利用することが可能となりましたが、2008年10月1日よりさらにその条件が緩和されて、台湾の運転免許証を取得していれば無試験で日本の運転免許証を取得できるようになりました。

2008年10月1日以降、台湾の運転免許証を所持する方が日本の運転免許証を取得するときは、一切の技能試験及び学科試験が免除されます。制度の概要は以下のとおりです。

1. 日本当局が定めた対照表（以下のリンク先を参照願います。）に従い、同等の運転免許証が発行されます。
   資料「◎日台の運転免許種別及び運転可能な車種の対照表」
2. 視力、聴力その他の身体機能の試験及び運転経歴の確認は免除されません。
3. 台湾免許の取得後、台湾での滞在期間が通算３か月未満の方には、この特例措置は適用されません。
4. この特例措置により日本の運転免許証を取得した場合において、台湾の運転免許証は没収されません。
5. 上記のほか、年齢による制限、運転経歴による制限、申請手続その他の事項については、日本の現行の道路交通法令及び関連通達の規定が適用されます。
6. 申請のために必要な資料等は次のとおりです。
   ア　申請書
   イ　本籍記載の住民票の写し（住民基本台帳法の適用を受けない方は旅券等）
   ウ　健康保険の被保険者証、住民基本台帳カード、在留カード等（提示）
   エ　写真１枚（高さ3.0センチ、幅2.4センチ。申請前６月以内に撮影。無帽、無背景。裏面に氏名及び撮影年月日を記入）
   オ　台湾の運転免許証（認証の手続は要しません。）
   カ　台湾の運転免許証の日本語翻訳文（認証の手続は要しません。）
   キ　免許取得後台湾に３か月以上滞在していたことを証明する書類（通常は旅券）
   ク　手数料
7. 申請に必要な日本語翻訳文は、次のいずれかの機関が作成したものを提出する必要があります。
   （１）亜東関係協会の委託を受けた台湾の道路監理機関
   （２）駐日台北経済文化代表事務所、駐日台北経済文化代表事務所横浜支所、台北経済文化大阪事務所、台北経済文化大阪事務所福岡支所、駐日台北経済文化代表事務所那覇支所
   （３）社団法人日本自動車連盟
   （財団法人交流協会台北事務所HPより抜粋、一部修正）

2008年10月1日より、日本在住の台湾人が台湾の運転免許証を持っている場合、一定の条件の下で筆記試験や路上試験免除で、身体検査だけ行えば相互に免許証を切り替えられるようになりました。そして、以前日本にいた時には台湾人妻はこの制度を利用して日本の自動車運転免許証を取得しました。ところが、日本で自動車を運転したことはほとんどありませんでした。