台湾で時々見かける「樹葡萄(木ぶどう)」について、台湾現地からレポートします。
生まれて初めて樹葡萄という植物があることを知りました。
葡萄の樹ではないですよ。たぶん、日本では栽培されていない種類のぶどうです。
樹葡萄(木ぶどう)の画像を公開
樹葡萄の画像がこれです。
何となく樹の幹に実を付けているのが分かりますよね。逆光でよく分からないですね。
という訳で、もっとよく分かる画像がこちらの画像です。
何だ、これ!
気持ち悪いとか思わないでください。樹の幹に無数のブドウが結実しています。
紫色になると収穫して食べられるようですが、緑色の実も所々ありますので、緑色のものは、これから紫色に成熟していくのでしょう。
この葡萄の実をプチプチ採集して、そのまま食べられます。
台湾でも、どこでも栽培しているわけではなく、比較的珍しい樹木のようです。
一旦、収穫した場合は、一般的なデラウェアのようなぶどうよりも日持ちがしないため、収穫後は早めに食べないと直ぐに傷んでしまうようです。
調べてみると、樹葡萄は日本語では「木ぶどう」と表記するようです。
英語では、Jabuticaba(ジャボチカバ)と表記するとされています。
原産地はブラジルなどの南米で、熱帯性、亜熱帯性の果樹として栽培されているのだそうです。
樹葡萄(木ぶどう)を食べてみた感想
はじめて樹葡萄を食べてみた感想ですが、味は一般的な葡萄よりも酸味が少なく、ミルキーな甘い味です。
皮は巨峰よりも厚くて、少し硬いですが、そのまま食べられるそうです。
台湾の方の話では、身の中心には少し大きな種もありますが、種もそのまま食べられるそうです。
いちいち種と皮を吐き出して食べていましたが、面倒くさくなったので、そのまま全て食べてみました。
種はそのまま噛み砕いて食べても美味しかったですが、皮の方は少し苦みがあったので食べないほうが美味しかったです。
この樹葡萄は、台湾によくある果物屋さんには出回っていないようで、本当に珍しい果物のようです。
ぶどうと比べて、樹葡萄は美味しいかと言われると、そうでもないですが(笑)、酸味のあるぶどうが嫌いな方には美味しく感じるかもしれません。
たぶん、凍らせてから、皮を除いて種ごと食べたら、もっと美味しく食べられるかもしれません。
コメント