<台湾のドラッグストア

台湾のドラッグストア

台湾では個人経営の薬局が乱立する反面、日本と同様に全国チェーンのドラッグストアも増加しています。

これらのドラッグストアでは、資生堂、コーセー、カネボウなどの化粧品ブランドをはじめとしたコスメ商品やヘアケア商品が充実しています。

ドラッグストアの中には、地域によっては24時間営業の店舗も多くなっています。

台湾のドラッグストア

台湾でも最もよく見かけるドラッグストアは、コスメ(COSMED、康是美)とワトソンズ(Watsons、屈臣氏)が2大ドラッグストアとして有名です。日本で言えば、マツキヨのような位置づけでしょう。

コスメ(COSMED、康是美)

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コスメは台湾でセブンイレブンを展開している統一企業系グループ会社で台湾全土に360店舗程度展開しています。

コスメのコーポレートカラーはオレンジ色で非常に目立つ看板になっています。日本の商品も非常に多く取り扱っています。

そして、会員カードも発行しており、会員になるとポイントが貯まり1ポイント1元換算です。会員入会費用は50元となっております。

ワトソンズ(Watsons、屈臣氏)

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また、ワトソンズはアジア最大の香港系ドラッグストアチェーンで台湾には440店舗あり、現在も店舗は増加しています。

ワトソンズのコーポレートカラーは緑色で、グリーンの看板が目印になります。このドラッグストアは日本の商品も多く取り扱っているほか、自社ブランドも展開しています。

また、テレビでのCM放送もしており、全国的にチェーン展開しています。こちらも、会員カードを発行しており、コスメと同様に入会金は50元となっております。

毎月キャンペーンを実施しており、キャンペーン中はポイントが5倍や10倍になったりするようです。自宅近くにドラッグストアがある方は会員カードに加入してみてもよいかと思います。

日本のドラッグストアも新規進出中

その他にも、日本薬粧堂という日本式のドラッグストアも進出してきています。このドラッグストアでは、店内商品の9割程度が日本製となっています。

日本人にとっては安心して利用できるだけではなく、台湾では高く評価されている日本ブランドの化粧品や薬品を求めて台湾人にも人気が高くなっています。

また、2012年には日本から住友商事系のTomod’sも新規に出店してきています。

まとめ

以上、台湾でよく見かけるドラッグストアについて紹介しました。

日本では、マツキヨ、サンドラッグ、スギ薬局などのようなドラッグストアがあるように、台湾にも台湾全土にチェーン展開しているドラッグストアがあります。

台湾でのドラッグストアでの取扱商品は、化粧品や医薬品がメイン商品となっており、日用品とわずかな食品も扱っています。

そして、ワトソンズやコスメドなどのドラッグストアに行くたびに、必ず会員カードはあるかどうかを聞かれます。

会員になるには、少しだけ会員料金が必要だということで加入するのを辞めました。

日本のドラッグストアであれば、必ずどこのチェーン店でも無料会員制度があるのですが、台湾ではその辺りの事情が少し異なるみたいです。

台湾の二大ドラッグストアの違いを個人的な意見として言えば、ワトソンズの方が老若男女問わず、顧客層を絞らずに店舗運営している感じがします。

一方、コスメドはどちらかというと女性に顧客層を絞りつつ、店舗運営しているイメージを受けます。

もし、台湾へ旅行などで来られることがあり、化粧品などに興味がある女性(いや、男性でも構いませんよ)はコスメドへ行ってみるのも面白いかもしれません。

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