台湾で初めてコインランドリーを利用してみましたので、コインランドリーの使用方法や利用料金について、台湾現地からレポートします。
今までコインランドリーを利用したことがなかった私が、初めて台湾で利用してみました。
台湾でコインランドリーを利用する時には、いくらくらい料金が掛かるのか、コインランドリーの場所はどの辺りにあるのかなど、全く分かりませんでしたので、そのあたりのことも簡単にご紹介します。
台湾でコインランドリーの場所を探す方法
台湾ではコインランドリーのことを中国語で「自助洗衣店」あるいは「自助洗・烘衣店」と呼んでいます。ただし、単なる「洗衣店」はクリーニング屋のことが多いです。
日本でもコインランドリーを利用したことがない私は、コインランドリーの場所が、どの辺りにあるのか分からなかったのですが、街を歩いてみると、人通りの多い場所や近隣にホテルがあるような場所にはコインランドリーが多いようです。
私はコインランドリーがどの辺りにあるのか分からなかったので、グーグルマップを使い、おおよその「住所」と「自助洗衣店」の2つのキーワードで検索してみたところ、近くには何件もコインランドリーが見つかりました。
台湾のコインランドリーの利用料金を調べてみた結果
そこで、コインランドリーの料金はいくらくらい掛かるのか、近くにある4箇所のコインランドリーを見に行ってきました。
どのコインランドリーも5台から10台くらいの洗濯機と乾燥機が備えられていました。
- 1件目:70元(洗濯・乾燥)
- 2件目:60元(洗濯12kg)10元(乾燥6分)
- 3件目:50元(洗濯9kg)10元(乾燥6分)
- 4件目:40元(洗濯13kg)10元(乾燥8分)
(上の画像は3件目のコインランドリーの価格表)
どのコインランドリーも距離的には変わりませんでしたが、4件目のコインランドリーは開店キャンペーンらしき表示があり、洗濯料金が只でさえ40元と安かったのですが、更に割引料金で30元でした。
開店したばかりなのか、清潔感もあったため、こちらのコインランドリーを利用することにしました。
台湾でのコインランドリーの利用手順
ほとんどのコインランドリーでは、洗濯機は衣類の量によって、3つのタイプの大きさの洗濯機が用意されていました。
私が利用したコインランドリーでも、洗濯機のサイズは13kg、15kg、18kgのタイプがありました。
今回は13kgで丁度よい大きさだったため、最も小さく、料金も安い洗濯機を利用しました。それぞれの料金は下記の通りでした。
- 13kg:30元
- 15kg:50元
- 18kg:60元
それでは利用方法ですが、日本でも台湾でも利用方法は変わらないと思いますが、私のようにコインランドリーを今までに利用したことがない方のために簡単にご紹介します。
- 洗剤ボックスに洗剤を入れる
- 洗濯物を洗濯機に入れる
- 洗濯機の蓋をしっかりと閉める
- コインを投入する
- スタートボタンを押す
以上ですが、特に注意することは、洗濯物を許容範囲以上に洗濯機の中に放り込まないこととコインを投入する場所を間違わないことでしょう。
コインを投入するボックスの両側に洗濯機が設置されているため、間違ってコインを投入すると衣類が全く入っていない反対側の洗濯機が稼動し始めます。私も間違えそうになりました(笑)。
洗濯機の大きさ・タイプによって洗濯時間は異なるようですが、概ね30~40分程度との案内がありました。私が利用した13kgのタイプの洗濯機は31分でした。
また、洗剤はコインランドリーに自動販売機が設置してあり、1回10元の粉末洗剤が販売されていました。ちなみに、私は洗剤を持参しました。
柔軟剤なども販売されており、必要に応じて洗剤ボックスに入れられるようになっています。ちなみに、紙幣しかない場合は、両替機で硬貨に両替できますよ。
コインランドリーで洗濯物の乾燥時間との闘い
約30分の洗濯機の稼動が終わると、洗濯物を引っ張り出して、衣類を乾燥機に移します。
今回利用したコインランドリーの乾燥機は8台備えられていましたが、全て18kgタイプのものでした。
そして、8分間で10元です。今までコインランドリーを利用したことがない私は、何分くらい乾燥させれば洗濯物がきれいに乾くのか、5秒くらい悩みました。
そして、8分後毎に確認してみようということにしました。
そして、8分後・・・化繊の衣類は少しだけ湿っぽいけれど、大体乾いているようです。
ところが、綿製品の衣類はとても湿っぽく、ほとんど乾いていませんでした。
そして、再度8分間の乾燥をした後、洗濯物を確認してみると、まだまだ全く乾いていません。そして再度10元投入。その8分後に衣類を確認してみると、まだ乾燥していません。
またまた10元コイン投入です。この時点で、昔、ゲームセンターで、このような仕掛けに嵌って、どんどん100円硬貨を投入していた、自分が蘇ってきました(笑)。
4回くらい10元硬貨を投入したので、乾燥機を32分間稼動した後、衣類を確認すると、少しだけ湿っているように感じるものもあったのですが…
時間が掛かり面倒くさくなったので、そのまま家に持ち帰り、半乾きの衣類は室内で自然乾燥させることにしました。
台湾でコインランドリーを利用した反省とまとめ
日本でも利用したことがなかったコインランドリーを始めて利用したわけですが、その反省とまとめを備忘録的に記しておきます。
コインランドリーをグーグルマップで検索して安く清潔なところを見つけたまではよかったのですが、コインランドリー内には誰もいなかったので、自分の服を盗まれてしまうのではないかと思い、洗濯が終わるまで待機していました。
というのも、コインランドリー内にはフリーwifiが利用できたので、ずっとインターネットを利用していたのですが、監視カメラが設置されていましたので、それほど警戒する必要もなかったかもしれません。
それでも、衣類などを盗難された場合は、店舗側は一切責任を持たないとの注意書きがありました。
また、今回始めて利用したため衣類の乾燥にどれくらいの時間が掛かるのか分からなかったのですが、乾燥機を利用する場合は連続稼動させた方が、熱効率の関係から効率的だと後で気が付きました。乾燥機の利用時は、衣類の量にもよりますが30分~40分程度で乾燥できそうです。
今回は10kg~13kg程度の洗濯物を持ち込んだわけですが、その場合の台湾でコインランドリーを利用した料金と時間は、下記の通りでした。
- 洗濯料金:30元(31分)
- 乾燥料金:40元(32分)
- 合計 :70元(63分)
今回利用したコインランドリーの料金は少し安めのところだったと思いますので、一般的には上記より合計金額が30元~50元程度高くなるかもしれません。
洗濯から乾燥終了になるまでの時間は1時間から1時間半程度でしょう。営業時間は24時間営業の店舗と朝から夜までの時間しか営業してない店舗があります。
台湾で観光や出張などでコインランドリーを利用する必要に迫られた方の参考になれば光栄です。
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