台湾で初めて中国語を学び始めた時の回想録第2弾です。中国語語学学校の初日の思い出は下記をご参照下さい。
台中で中国語語学留学|入学当初の手続きと思い出
授業2日目|中国語の四声と発音に悪戦苦闘
授業2日目の内容は四声を中心にクラスワークが進められました。日本人を含めたほとんどの外国人にとって、中国語を学ぶ上で四声が最も難しいのだろうと思います。日本にいる時に少しだけ中国語の学習をしていたのですが、四声は頭で分かっていても発音するとアレってことになりますね。このアレッは、日本人だけが感じることなのかと思っていましたが、他の外国人も、みんな、アレってことになっていて一安心しました。(笑)英語圏の学生は、発音(子音と母音の組み合わせ)は上手でしたが、四声だけはアレってことになっていました。(笑)
2日目のクラスで、もう1人追加のクラスメート(チリ出身)が同じクラスに参加しました。これで、このクラスは11人のクラスメートで構成される比較的大きなクラスになりました。(実はその後、2人だけ別のクラスに変わったので9人のクラスになりました)
日本人以外の外国人が漢字(中国語表記)で名前をつける方法
授業3日目の内容は、自己紹介の練習と簡単な挨拶の練習でした。それに、発音と四声も引き続き練習しました。3日目を終了して分かったことは、全ての学生が中国語表記の名前をつける必要があるようです。これは、老師をはじめとしたスタッフが学生を管理しやすいからでしょうね。日本人や韓国人は、元々漢字の名前があるから問題ないですが、それ以外の外国人は老師と相談して自分の中国語名を決めていました。例えば、「Mark」という名前の外国人であれば「馬可」というようにローマ字の実名発音に似ている当て字を付けることが多いようです。
自己紹介の練習で、自分の名前や出身国等を練習したので、先日までよく分からなかった外国人クラスメートの出身国が分かりました。このような国籍がバラエティに富んだクラスになるとは思いもよりませんでした。このクラスには、いわゆる欧米人という国籍の人は数名しかいません。あえて言えば、ロシア人以外では、トルコ人、南ア人が欧米人っぽい外見です。クラスメートのトルコ人とは意外な接点があり、お互いビックリしました。彼は私と同様、台湾人と結婚していて、しかも奥さんの田舎は私の妻の田舎と全く同じ場所でした。
授業5日目の内容は、写真を使って中国語の発音と量詞(数量詞:匹、枚、冊など)を学習しました。まだ1週間も経ってないのに覚えなければいけない単語のボリュームは半端ないです。発音アクセント、四声、単語の意味、それに加えて、量詞となると頭の中が混乱し始めます。この日の授業では量詞を覚えるためのゲームをしました。
中国語語学学校の学費と受講人数から採算性を分析
話は変わりますが、この学校の授業料ですが、3カ月180時間で24,000元です。単純な時間換算をすると日本円で450円/時間くらいになります。このように計算してみると台湾での語学学校の授業料は意外と安いですね。逆に、学校運営側になって考えると、学生の人数が少ないと赤字になりかねないです。今回のクラスは学生数を10名と考えると、1時間当たり4500円くらいの収入になります。これならば、十分採算は取れそうです。
(※その後、学費は少しづつ値上がりし、2015年6月時点で26,000元/学期)
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