台湾でのエスカレーターについて、台湾現地からレポートします。
台湾ではエスカレーターでの立ち位置は右側に立つのか左側に立つのか?
外国へ行くと、その国特有の慣習があったり、暗黙の決まり事があったりしますね。
その一つがほんの小さなことですが、エスカレータの立ち位置でした。
台湾ではエスカレーターを利用することがあり、どちらに立てばいいのか分からないことがあったりします。
そんな疑問をはっきりと解決してくれたのが、台北でのMRTでのエスカレーターの利用でした。
以下では、台湾でのエスカレーターの立ち位置について、私の経験と台湾人から聞いた事実をもとに詳しく紹介します。
台湾でのエスカレーターの立ち位置はどっち?
台湾ではエスカレーターでの立ち位置は右側なのか、左側なのか?
結論を言ってしまうと、台湾でのエスカレーターの立ち位置は右側です。(たぶん)
台湾でエスカレーターを利用する場所は、下記のようなところになります。
- 空港
- 各駅の構内
- 台北バスターミナル
- ショッピングモール
上記のような場所でエスカレーターを利用した時に、台湾では右側に立つのが一般的だということに気付きました。
実際の経験をもとに話をすると、エスカレータの右側になっている人の方が、左側に立っている人よりも多いというのが現地の状況です。
つまり、台湾では右側に立っている人もいれば左側に立っている人もいるのですが、右か左かの比率的に右側に立っている人の方が多いということ。
そのため、台湾全土で右側に立つことが暗黙の了解としてルール化されているというわけではないようです。
台湾でのエスカレーターの立ち位置が右側の理由
それでは、台湾ではエスカレーターの立ち位置がなぜ右側なのか?
その理由を台湾人に聞いてみましたが、私が確認した台湾人はみんな、その答えを持ち合わせていませんでした。
つまり、エスカレーターでは右側に立つ理由は特にないけれど、みんな右側に立っているから・・・、と言う答えでした。
なぜ、台湾ではエスカレーターに乗る時に、右側に立ち、左側を空けるのか?
台湾でいろいろ社会考察をした中で、その理由となりそうなことに思い当たりました。
台湾では交通事情として、日本とは反対となり、自動車やバイクは右側通行です。
そして、特に高速道路などで車を運転していると気が付きますが、左側は追い越し車線となります。
そのため、ゆっくり運転したい場合は車線の右側を走行し、急いでいる車は左側の追い越し車線を走行します。
この考え方からすると、エスカレーターを利用する際にも、右側に立ち、左側は急いでいる人のために空けておくということになります。
台湾と日本との違い
一般的に、日本でのエスカレーターの立ち位置は都市によってころなりますね。
象徴的には、東京では左側に立ち、大阪では右側に立つのが習慣でしょう。
台湾は関西方面と同じく、右側に立つのが習慣化されています。
関西方面から台湾へ旅行をされる方は違和感なく、台湾でもエスカレーターをりようできますが、関東方面から台湾へ旅行へ向かわれる方はちょっと違和感を感じるかもしれませんね。
ちなみに、その他の外国ではどうなのか?
ネットの情報ですと、クアラルンプールでは左側に立つそうですが、イギリスのロンドンでは右側に立つそうです。
まとめ
以上、台湾でのエスカレーターの利用時の立ち位置について詳しく紹介しました。
台湾全土のエスカレーターの標準的な立ち位置は右側に立つことだと言いきることはできないですが・・・。
もし、台湾でエスカレーターを利用することがあり、先頭の人になってしまった場合は右側に立てば問題ないでしょう。
ところが、台湾人であっても、右か左かどちらに立てばいいのか分からない人もいるため、なぜか左側に立つ人が多く、右側が空いていることも偶にあります。
最後にまとめとして、台湾のエスカレーターの乗り方は、大阪と同様に、右側に立って、左側を空けて、左側は急いでいる人に譲るのが一般的な習慣のようです。
実は、写真を撮ろうかなと思ったのですが、デジカメを鞄から出していざシャッターを押そうと思ったら、自分の前に立っていた方がミニスカートをはいた綺麗な台湾美人だったの、躊躇してしまいました(笑)。
エスカレーターに乗っている時に、後ろから写真を撮影するのは、さすがに道義的に難しいですね。
次回チャンスがあったら、台湾ではエスカレーターに乗る時は右側に立っている証拠写真を収めようと思います。
日本のように地方によっては習慣が異なるかもしれませんので、実は高雄では違うよなどの意見があればコメントください。
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