台湾の転職サイト104人力銀行に登録する方法とその結果
台湾の人材紹介会社である最大手の104人力銀行に登録してみましたので、登録方法と、その時の経験と、その結果をレポートします。
104人力銀行の登録はネットから簡単入力
この転職サイトの登録は、インターネットから誰でも簡単にできます。登録に必要なものは、外国人の場合はパスポート番号と連絡先の電話番号が必要になります。電話番号は日本の電話番号でも問題ないかと思います。
将来は台湾で就職希望の方で、現在は日本に在住の方でも登録は可能だと思います。台湾で現在需要が高い職種がどのようなもので、どのような仕事があるか、知りたいという方でも気軽に登録できるでしょう。
但し、登録後、募集案件に対する応募は、もしかしたらできないかもしれません。それは、登録後に応募するためには履歴書の登録が必要です。履歴書の登録だけであればインターネットから簡単にできますが、私が履歴書の登録をした時には、その直後に104から登録確認の電話が掛かってきました。つまり、台湾現地で連絡が取れる電話番号が必要なのかもしれません。
利用方法は、日本の人材紹介会社や人材派遣会社のウェブサイトと、ほとんど同じです。さらに、同じ漢字圏ですので、中国語がよく分からなくてもウェブ上の内容は何となく分かります。
スクリーニング機能を上手に利用すれば、地域別、職種別、業種別など、様々な角度からで絞り込みができるため、自分にマッチした条件の仕事があるのかを確認することもできます。
将来、台湾で働きたい人や、将来、台湾で仕事を探す可能性がある人は、いろいろ検索するだけでも、台湾の雇用状況の実情が分かるかと思います。蛇足ですが、仕事の検索だけであれば履歴書などの登録をしなくてもOKですね。
日本語教師の募集案件に応募してみた結果
今回、104人力銀行に登録したついでに、試しに日本語教師(日文教師、日籍教師)の募集案件を検索し、適当な案件に応募してみました。
台湾では駅前留学的な存在の「地球村」の募集案件は応募した翌日に締め切られてしまいました。多分これは自分が応募した時点で、既に採用者が決まっていた可能性が高いですね。
応募した場合は、その時点までで何人の人が応募しており、その人たち(ライバル)の大雑把な属性・スペック・年齢・学歴などが分かる仕組みになっています。
日本語教師の募集案件に対して応募した結果・・・応募後に数日経過していますが、何の音沙汰もありません(笑)。
台湾の人たちは、このような募集があれば積極的に履歴書を持参して、直接会社に行って、そのまま面接を受ければよいと言います。ところが、今回の会社(学校?)はまずウェブサイトから履歴書を送付するように、との注意書きがありました。その指示通り、履歴書を送付して放置してあります。
そして、自分が応募した時は応募者は3名くらいだったのですが、数日経過した現在は6名くらいになっています。
104人力銀行のような大きな人材紹介会社では、日本語教師の求人は必ずしも日本人を対象にしたものではありません。そのため台湾人の日本語教師と日本人の日本語教師の競合が起こってしまいます。
台湾では、日本語教師の需要は、まだまだそこそこあるようですが、日本語教師に応募する求職希望者も多いため、採用に関する競争率も高くなっているように感じます。今度は別の職種にも試しに応募してみようと思います。
台湾の転職サイト1111人力銀行に登録する方法とその結果
台湾の転職サイト大手の1111人力銀行の登録方法と私の経験をレポートします。前回は台湾の104人力銀行に登録して、適当な募集案件に応募してみました。
外国人はyes123人力銀行には登録できない!?
最初は、知人の勧めで「yes123」という人力銀行(人材バンク)に登録してみようと思いました。このサービスでは、ウェブサイト上から104人力銀行の履歴情報を、そのまま転用できるようでした。これはyes123では手軽に登録できて、使い勝手が良く便利だなと思っていたのですが、登録途中で問題が発生しました。「帳號」という部分があり、パスポート番号か居留証番号で問題ないと思っていたのですが、台湾の国民IDでなければならないようでした。
最初は、パスポート番号を帳號という項目に入力したのですがダメでしたので、次に外僑居留証の番号を入力してみました。それでもダメでしたので、(タブン)配偶者ビザ取得者にのみ与えられている10桁の工作許可番号(?)をヤケクソで入力してみました。それでもやはり受け付けてもらえなかったです。
ということで、外国人にはyes123人力銀行は登録できないし、利用できないということが分かりました。
台湾の転職サイト1111人力銀行に登録する方法
そこで、気を取り直して、他の人力銀行を探してみたところ、1111人力銀行という転職サイトがありました。こちらは123人力銀行のように情報の転用ができなかったので、ゼロから個人情報を入力して登録しました。特に分かり難い入力項目はなく、ウェブサイト専門の日本の転職サイトとほとんど同じ入力項目でした。
日本在住の日本人が登録する場合でも、住所入力の国選択欄に日本をはじめとした外国もあったため問題ないと思います。こちらの1111人力銀行は外国人に優しい入力インターフェースになっていました。現在は日本在住の方で、将来は台湾で就職希望の方でも登録できると思います。そして、登録すれば募集案件に対して応募できると思います。しかし、面接を受けるまでの道のりはハードルが高いと思います。
1111人力銀行の募集案件には日本語教師も多い
例えば、日本人が台湾で働く際の職種として人気が高い日本語教師の募集案件も多く掲載されています。「日本語教師」というキーワードで検索してみた結果が下の画像です。
検索結果には日本語教師の職種は多くあり、わんさか出てきますが、正社員ではなくパートタイムの仕事が多いようです。そのため、日本人の方で、尚且つパートタイムで働ける人は限られてきますので、駐在員などの奥さん、ワーキングホリデーで来台している方、台湾人の配偶者などに限定されそうです。
日本人がターゲットとなる職種を検索した結果
その他、「日本人」というキーワードで日本人が就職できそうな仕事を検索してみました。
まず、日本料理の板前です。日本人でなければ務まらないという訳ではないですが、和食の外食レストランンが日本から台湾に多く進出してきているからなのでしょうか?人力銀行のデータ検索をしているだけでも日本と台湾のビジネス事情とそのトレンドを知ることができます。
たぶん登録しなくてもデータ検索はできるので、将来は台湾で仕事を探そうと考えている方は検索するだけでも、台湾での就職活動の下準備には十分活用できそうです。ただし、待遇面はほとんどの案件でウェブ上では伏せられており公開されてなく、面接後決定というのが一般的です。
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