台湾移住倶楽部

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台湾の自動車事情と中古車市場

2015/10/12

台湾の自動車事情と中古車市場についてレポートします。
台湾の交通ルールでは、日本とは異なり車の走行車線は右側です。そのため、自動車のハンドルも日本とは反対側の左ハンドルになります。日本では基本的には右ハンドルですが左ハンドルの車も存在しますが、台湾では全て左ハンドルで右ハンドルの車は存在しません。法律で左ハンドルと規制されているようです。(ただし、大型重機などは右側にハンドルがある乗り物も偶に見かけます)

 

台北では都市機能が発達した台北以外のほとんどの都市では車は生活必需品ともいえるくらい普及しています。郊外の公共交通機関がほとんど発達していない都市では、車がないと非常に生活が不便になります。そのため、多くの人が車を運転することになります。その結果、どこへ行っても、車ばかりと言う印象を受けることが多くあります。

というのも、台湾では道路の路肩が駐車場スペースとして利用しており、各地方政府がその運営を管理をして、その収入源となっています。駐車スペースとなっていない場合でも、自宅の前であれば駐車場として利用している場合がほとんどです。そのため、街の景観を観察してみると車ばかりが目に付くことになります。

 

日本では10年落ちの車はどれくらいの価値があるでしょうか?
私は日本にいるときに10年落ちの車を中古車買取会社に査定してもらったことがあるのですが、ほとんど凹みやキズがなかったのですが買取価値がないとの評価を受けたことがあります。これが日本での中古車市場での評価の最たるものでしょう。

それでは、台湾の中古車市場での10年落ちの車はどれくらいの価値があるでしょうか?
中古車買取価格としての評価はどれくらいかは分かりませんが、10年落ちの1600ccのトヨタ・カローラで改装も内装も良好でエンジンも全く問題のない(走行距離10万km)中古車の購入価格が、本体価格で15万元(60万円弱)です。台湾での中古車の相場の一例ですが概ねこれくらいの感覚です。この事例でも明らかなように、台湾では中古車の価格は10年落ちでもそれほど安くなることはありません。

 

台湾では、ボロボロの20年落ちの車でもエンジンが動けば、部品を交換して乗るのが一般的です。バンパーなどがボコボコに凹んでいても、そのまま乗り続けるのが一般的です。ボディーが凹んでいても、バンパーがボコボコでも中古車だからと言って、馬鹿には出来ません。自動車修理工場へ持っていけばピカピカになって戻ってきます。

台湾では路肩に「○○万円 連絡先・・・」という張り紙が貼られている自動車をよく見かけます。車を売りたい人や中古車販売業者などが売りに出しているのですが、見た目はピカピカでも重要なエンジンなどの基幹部はどのようなものか分かったものではありません。そのため、路肩で売りに出されている車はあまり信用しない方がよいでしょう。

 

日本では10年落ちの評価価額がゼロの車でも、台湾では数十万円の販売価格で取引されていたりします。それならば、日本で価値がなくなった比較的程度のよい車を台湾に持ってこればよいのでは、と思いますが、台湾では左ハンドルの車しか認可されないなど、日本と台湾では車の規格等で異なる部分があるため、そう簡単ではありません。
台湾と日本の中古車価格を比較した記事は下記をご参照下さい。
台湾の中古車と日本の中古車を比較すると・・・なんで?

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