家族で台湾へ海外移住

日本人夫と台湾人妻が子供と一緒に家族で台湾へ海外移住をして台湾の現地情報をレポート

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2017年はやっぱり台湾の物価が上がったよ!その原因はアレ!?

      2017/07/08

台湾の物価がますます上がっていて、その上昇幅が半端ないという状況を生活者視点で、台湾現地からレポートします。

  • 台湾で今何が起きようとしているのか?
  • そして、その引き金を引いたのは誰なのか?
  • これから、台湾の社会はどうなって行くのか?

私が台湾で生活していて実感する現地の状況と、台湾人の方から聞いた話や、台湾の大学生の話を元に、簡単にご紹介します。

 

労働現場に政府が介入したことが始まり

2017年初頭(旧正月前後)に、こちらの制度改正の法律が台湾の社会の状況を変えるかもしれないということがマスコミで騒がれていました。

そして、その頃にも既に高速バスの運賃が改定され10%近く値上げされたようです。その他にも、こちらの全国チェーンの焼餃子のお店も即座に一部のメニューだけでしたが値上げされていました。

つまり、従業員の働く時間に対して、短時間労働を実現するために政府が特に週末の労働時間を規制しようという制度が掘ったんだと思われます。土日も従業員を働かせるのなら給料(時給)は2倍にしなきゃダメ。

経営者側はどう考えるのか? それなら勤務時間を短くするしかないが、その分の会社やお店の売り上げが下がるため、商品の単価を上げる、あるいはサービスの品質を下げる、のどちらかを実施しよう。

そして、そもそもこの法律の中心人物である従業員はどのような影響を受けるのか? 主役であるはずのアルバイトを含めた従業員は最も弱い立場で口出しすることも出来ないで…。

正社員の残業時間は減らされるため時間外手当は大幅に少なくなり、アルバイトは働く時間が少なくなるため、こちらも給料は実質的に下がるという結果になりますね。

どちらにしても従業員のお給料は下がってしまうので、休みが増えたところで、休日は外出して遊びに出かけようという方向には向わない…その結果、将来的には経済に良いの悪いの??

土日は働く時間が制限されるから、ホテルやレストランも営業時間を短くして、病院もスタッフの労働時間管理が必要だから受付時間も短くしよう、市バスも本数少なくしないと対応できない…。

何だか、本末転倒な動きが出始めているような気がしますね。サービス業は週末が稼ぎ時なんじゃないのかな? 本来は、台湾人の労働時間が世界の中でも長すぎるため、全体的に労働時間を短くしていこうというのがスタートじゃなかったのかな?

 

食堂の値上げ合戦が始まった!?

そして、7月から例の制度が施行され始めたようなのですが…。早速来ました!「値上げ!」いつも、私もよく使っている自助餐ですが、私も大好き、台湾人も大好きな、バイキング形式の食堂です。

料金は店主の直感で決まります(笑)。いや違う、たぶん惣菜の種類と量による、ほぼ丼勘定的な今までの店主の勘で決まります。私はいつも大体同じくらいの量の同じような惣菜を選んで食べているのですが…。

あまり自助餐の値段は気にしたことがなかったのですが、いつの日からか5元か10元くらい高いなと思っていました。そして、思い返してみるとそれはつい最近で7月に入った頃からでした。例のアレが原因か? と気が付きました。

その食堂は従業員を雇っているわけではなく、家族経営で細々とやっている自助餐なのですが、こんな社会の片隅にまで値上げの影響があるのですね。

そして、先日、チャーハンが美味しいお店でこちらも以前よく使っていた小吃店があるのですが、久しぶりに食べに行ってきました。

そして、何と驚いたことに、こちらのお店でも一部の人気メニューが値上げされていました!! 一品5元だけなのですが…。それくらいなら別に騒ぐほどでもないと思うかもしれませんね。

一皿50元のチャーハンが55元に値上げでした。つまり、一つのメニューあたり10%の値上げなんですよ。日本で消費税が5%→8%の増税で消費者にとっては実質3%の値上げでも消費が落ち込むと騒いでいますが…。

台湾では何の予告もなく、突然値上げされることが多いです。まだ10%の値上げなら可愛いものです。1本10元のミニホットドッグが15元に値上げされたりします。値段的には大したことないですが、50%の値上げと考えるとイキナリかいッ!ってなりますね。

もう既に値上げされている商品では、紹興酒などの酒類も値上げが発表されていたし、タバコも増税がされましたね。台湾ではタバコの値段は世界的に見ても安いため、もっと税金を高くしてもいいのでは。フランスではタバコ1箱1,300円になるって本当!?

 

生活者視点で台湾の物価の上昇過程を少し振り返ろう

陳水扁政権の時代はまだまだ台湾経済が生長路線に軌道に乗っていた時期だったにも関わらず、物価はそれ程高くもなかったはずです。

それが、馬英九政権の時代に入り、中国との交流が密になり、それが直接影響したかどうかは分かりませんが、かなり物価が上がったようでした。数年毎に台湾を訪れると、物価の上昇幅は身を持って感じられるくらいでした。

そして、今回の蔡英文政権になり、物価抑制の方向に政策を敷くのかと思いきや、思わぬところで、意図的な政策なのかどうか分かりませんが物価上昇に滑車を掛ける結果になっています。

私の勤務する大学生たちの意見で印象的なものは、働く時間が長いのに、一向に給料が上がらない現状にかなりの不満を持っているというものでした。今後は働く時間は短くなるのかもしれませんが、時間外労働の規制されるため、一般的な社員の給料は更に下がるのかもしれません。

台湾の株式指標を示す加権指数はこの一年で右肩上がりなのですが、台湾のリアルエステイトは下がり始めているのが少し気になるところです。これからの台湾社会と経済が良い方向へ向っているのかどうか、全く見等がつかない状況です。

 - 台湾社会, 物価・生活費

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