台湾の電話番号は日本と同様で「市外局番 – 市内局番 – 番号」となっています。ホテルの部屋電話を使う時は、先に外線(通常はダイヤル0)をダイヤルします。
日本の携帯電話を使うときのダイヤルの手順は、ご利用の携帯電話会社のホームページなどでご確認ください。
今回は下記のような電話をするシーン別に、台湾での電話の掛け方を紹介します。
- 台湾での固定電話(台湾のホテルや公衆電話)のかけ方
- 台湾での携帯電話のかけ方
- IP電話のかけ方
- 台湾 → 日本の電話のかけ方
この記事の目次
台湾での固定電話のかけ方
台湾の同一市内へのかけ方
日本と同様に、市外局番を省略します。一般的には市外局番は0から始まる二桁の数字です。
例えば、台北市の市外局番は02になります。公衆電話を使って同一市内の固定電話へ電話をかける場合も市外局番を除いてダイヤルします。
台湾で市外への電話のかけ方
日本と同様に、固定電話からでも携帯電話からでも市外局番からダイヤルします。
例)02-12345678
台湾の公衆電話の利用方法
利用方法は日本と同様で、受話器をとり、硬貨を投入して番号をダイヤルします。なお、おつりは出ませんのでご注意ください。
また、テレホンカードが利用できる公衆電話の場合は、テレホンカードをカード挿入口に差し込んでから電話番号をダイヤルしてください。
テレホンカードはコンビニなどで購入できます。また、公衆電話を利用して市内の固定電話へかける場合も、市外局番を除いてダイヤルします。
携帯電話から国内外への電話を掛ける方法
携帯電話から市内電話、市外電話、携帯電話に掛ける場合
10桁の番号を押すだけ
携帯電話から国際電話に掛ける場合
国番号(日本=81)+(頭の0を除いて)9桁の番号を押す
台湾でIP電話から台湾国内へ電話を掛ける方法
市内電話、市外電話、携帯電話に掛ける場合
国番号(台湾=886)+(頭の0を除いて)9桁の番号を押す
台湾から国際電話を掛ける方法
固定電話 ‐ 台湾 → 日本(国際電話)
固定電話から国際電話をかける場合は、様々な電話サービス会社が存在するため、いろいろな方法があると思います。
一般的には、台湾では「002」を一番最初にプッシュすることで国際電話と認識するシステムになっています。台湾ではこの「002」が国際電話認識番号と呼ばれるものだそうです。
ちなみに、日本から海外へ国際電話を掛ける時には、日本の国際電話認識番号は010ですね。
台湾から日本への国際直通通話の場合は以下のようにダイヤルします。
国際認識番号 + 日本の国番号(81) +(最初の0を除いた)電話番号(携帯も同様)
例えば、台湾から日本へかける場合の国際認識番号には002などがあります。
例)002-81-345-11-0000 とダイヤルします。
IP電話 ‐ 台湾 → 日本(国際電話)
スマホなどを利用して、インターネット経由で電話をかけることもできます。当然ですが、インターネットを利用したIP電話をかけるにはインターネット接続されていることが条件です。
無線LAN(Wifiスポット)がないところでは、データ通信環境が必要ですが、日本で定額データローミングの契約をしておかないと、利用料が高額になってしまいます。
台湾から日本へスマホを利用してインターネット経由で電話をかける場合は、例えば、セブンイレブンなどの公共無線LANでインターネットに繋げて電話をすれば無料で国際電話を利用することも出来ます。
IP電話会社により掛け方は異なるようです。例えば、スカイプIP電話から電話を掛ける場合は、どの方面へ掛ける場合も以下の通り同じです。
国番号(日本=81)+(頭の0を除いて)9桁の番号を押す
例えば、楽天コミュニケーションという050IP電話から掛ける場合は少しだけ掛け方が変わります。
050IP電話から国際電話(日本)へ掛ける場合
固定電話、携帯電話どちらに掛ける場合でも10桁の番号を押すだけ
つまり050IP電話の場合は海外(台湾)にいても日本国内電話を使っているという条件で利用しているため、台湾にいても国内電話と国際電話の概念が逆になります。
台湾にいるため、海外から日本へ掛ける場合は通常、国際電話を利用することになります。しかし、050IP電話番号を事前に取得しておくと、海外でスマホを利用すれば国際電話(台湾→日本)であるはずの電話が、国内電話(日本国内の050番号→日本)利用として利用できてしまいます。
もちろん、例えば日本の親族から台湾にいる人(050IP電話を持っている場合)に電話をする場合も、同じく日本→日本国内の050番号という通話ルートとなるため国内通話と同様の料金でお安く電話を利用できます。