台湾ではヘチマは夏野菜の食材として人気があり、一般的な家庭料理として食卓に並ぶことが多いです。ヘチマを使った料理の中でも、最も人気がある料理は、蛤蜊絲瓜(ヘチマあさり炒め)です。
アサリやハマグリがない場合には、卵を使ったヘチマ料理もおススメです。ヘチマは炒めると水分がよく出ますが、それと同時にヘチマの果肉がトロトロに柔らかくなります。トロトロの食感のヘチマに卵を加えることでヘチマから出た甘みを包み込むことができ、ヘチマの旨みを閉じ込めることが出来ます。ヘチマ料理をする際、アサリやハマグリがない時には、ヘチマ柔らか卵炒め(絲瓜悶嫩蛋)を試してみてはいかがでしょうか。
ヘチマ柔らか卵炒め(絲瓜悶嫩蛋)の材料
材料
ヘチマ:1本
卵 :2個
ネギ :1本
片栗粉:大さじ1
調味料
塩 :適量
ヘチマ柔らか卵炒め(絲瓜悶嫩蛋)の作り方
- ネギを4cm程度の長さに大きく輪切りにしておきます。
- ヘチマの皮を剥き、5ミリ程度の半月切りにしておきます。
- 小ボウルに片栗粉を大さじ2程度の冷水で溶いておきます。
- 上記の水溶き片栗粉に卵2個を加えて混ぜ合わせておきます。
- 中華鍋にサラダ油を少量引き、輪切りのネギを加えて、弱火で香りが立つまで炒めます。
- 半月切りのヘチマを中華鍋に加えて、中火で炒めます。
- ヘチマから水分が出てきたら、蓋をして10分程度蒸らしながら炒めます。
- 弱火にして、溶いた片栗粉と卵を加えます。
料理のポイント
本来は、溶き片栗粉ではなく、水溶きコーンスターチを使いますが、コーンスターチの場合は風味が出ます。
ヘチマを炒める時には、水分が出ていますが、炒めている間に水分がなくなってきた場合は、温水を少し加えて蒸し焼きの状態で炒めていきます。
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