台湾人の友人が日本語学校を開始したため、日本語教師としてお手伝いすることになりました。
台湾で開催された日本語教師養成講座で知り合いになった台湾人の友人から日本語教師として手伝ってほしいと依頼されていたのですが、時間との兼ね合いで週一回だけお手伝いすることになりました。
日本語教師としての実績もないのに台湾の大学で教壇に立つことになり、更に民間の日本語教室でも教えることになるとは、何が起こるかわからないものです。
そもそも、その友人の日本語学校は、7月に日本語教室を開いて、生徒募集をしてチラシや口コミで9月くらいまでには生徒数が20名くらいになったそうです。
そこまで一人で日本語教室を企画して、教室内の什器などを揃えて、生徒募集の営業もして、日本語教師として教室運営もしている姿を想像して、こちらも応援したくなったわけです。
教室の場所も、ビルの1階と2階で通りから少し離れたところにあるため、それなりに静かで日本語学校をするには良い場所にあるなとの印象です。
そして、先日、その日本語学校の授業をしてきましたが、やはり、初めての授業は少し緊張しますね。
生徒さんの属性は、社会人と学生さんで、日本語レベルもバラバラという何とも授業進め難い構成になっています。
大学で教える場合は日本語レベルも属性も同じであるため授業の進め方は比較的楽ですが、学生数が多いため単調な練習を中心とした授業になってしまいます。
ところが、このような日本語教室の場合は、人数もそれほどまでには多くないため、個別の練習ができることと自らお金と時間を掛けて学びに来ているため、かなり真剣に授業を聞いてくれますので、教え甲斐があります。
今回は、事情があって少しだけ人数が少なかったのですが、今後は10人以上になるとのことですので、レベルの違う生徒さんの混成クラスのため、入門レベルの生徒さんと初級レベルの生徒さん、そして中級レベルの生徒さんが受講しています。
そのため、それぞれのレベルの生徒さんが満足していただけるような授業内容にしなければいけないので、授業内容や授業の進め方には少し気を使わなくてはいけないです。
これといった決定的なアイデアがないのですが、中級レベルの生徒さんにはできるだけ自分の言葉で日本語を話してもらって、初級・入門レベルの生徒さんが、その言葉を吸収していくような流れを作ろうかと考えています。
未経験から日本語教師を目指す方へ >>> 日本語教師になる方法