紅豆紅棗湯とは、小豆とナツメ(棗)の薬膳スイーツです。甘さを付けるために使う調味料は、白砂糖ではなく黒砂糖を使います。台湾では、小豆もナツメも薬膳料理として使われることが多く、漢方の効果もあるようです。
実際に、私は台湾で食物アレルギーと思われる症状でクリニックで診断してもらった時に、「紅豆紅棗湯」を作って食すようにとのアドバイスを貰いました。小豆は食物繊維やビタミンなどの栄養素がたくさん含まれており、むくみや宿便などの症状にはデドックス効果があると言われていますね。
また、ナツメは中医学が発達している台湾では漢方薬の生薬として使用されており、鉄分、カルシウム、カリウム、マグネシウムなどのミネラル分、あるいはビタミンBや植物繊維など各種の栄養素が多く含まれており、解毒作用もあると言われています。台湾では、薬膳料理として様々なスープに乾燥したナツメを具材として使用しています。
私が台湾で患った食物アレルギーは、お医者さんのアドバイス通りに、黒砂糖を使い「紅豆紅棗湯」を作って食したところ、直ぐに湿疹が引いていきました。子供のおやつとして美味しいスイーツですが、それだけではなく身体にも優しい薬膳スイーツとしても安心して食べられます。
小豆とナツメの漢方スイーツ(紅豆紅棗湯)の材料
材料
小豆 :2カップ
ナツメ:10粒
水 :2リットル
調味料
黒砂糖:適量
小豆とナツメの漢方スイーツ(紅豆紅棗湯)の作り方
- 小豆と乾燥ナツメを水洗いしておきます。
- 鍋に水を入れて、小豆とナツメを加えて、強火で沸騰させます。
- 沸騰したら、弱火にして小豆が柔らかくなるまで煮込みます。
- 小豆が程よく柔らかくなってきたら、黒砂糖を加えて甘さを調整しながら味をつけます。
料理のポイント
黒砂糖を少なめで甘さを強めるために、少量の塩を加えると、味が強まります。
蜜ナツメを使う場合は、甘く味付けされているため、砂糖は控えめで大丈夫でしょう。
乾燥龍眼があれば5粒程度加えても良いでしょう。
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