葱油餅とは、小麦粉ベースの生地に刻みネギを混ぜ込んで作った中華風のピザのような中華スナックの一つで非常にシンプルで伝統的なものです。台湾では、屋台で20元~30元程度で売られています。このような小腹が空いた時に食べる料理を台湾では小吃と呼んでおり、葱油餅とよく似た小吃には「葱抓餅」があります。
葱油餅(ネギ焼き中華風ピザ)の材料
材料
中力粉:1カップ
ネギ :30g
水 :1/4~1/3
調味料
塩 :少々
葱油餅(ネギ焼き中華風ピザ)の作り方
- ネギを小口切りにしておきます。
- ボウルに小麦粉と塩を少々加えて、水を加えながら、菜箸で手早くかき混ぜます。
- 生地が一つの塊にまとまるようにかき混ぜ、耳たぶくらいになるようにまとめていきます。
- 一塊の生地を4等分にして、麺棒あるいは手のひらで丸くなるように直径20cm程度に広げます。
- 熱したフライパンにサラダ油を引き、弱火にした後、生地を焼きます。
- フライパンにきじを乗せた直後にネギを振り撒き、塩を少々散りばめます。
- 片面が黄金色に色が付き始めたら、裏返してもう片面を焼きます。
- 焼きあがったら、食べやすいように四等分あるいは六等分などに放射線状に切り分けます。
料理のポイント
中力粉がない場合は、強力粉と薄力粉を1:1で混ぜ合わせて代用してもよいでしょう。
フライパンで生地を焼く時は出来るだけ弱火に調整して焼き、生地が焦げたり硬くなったりしないようにします。
最も伝統的な食べ方は小麦粉とネギと塩だけの材料で作りますが、卵を加えて作るものもあります。上記のように、一旦、葱油餅を焼いておき、その後、フライパンの上に卵を割り入れ、黄身を潰した上に、出来上がっている葱油餅を乗せ、合体させるだけです。
台湾では、出来上がりに、甜辣醬などをかけて食べるのが一般的です。子供にはトマトケチャップを付けて食べれば、美味しく食べられるでしょう。
コメント
水の分量ですが、4分の1から3分の1というのはカップでしょうか?
はい。
水の分量は1/4~1/3カップで、耳たぶ程度に調整してみてください。