蛋餅とは、台湾伝統の中華スナックで、主な材料は小麦粉だけという非常にシンプルで簡単に作ることが出来るおやつです。台湾では、朝食代わりに食べている方が多くいますが、小腹が空いた時に屋台などで手軽に食べられる、台湾伝統のおやつのポジションでもあります。
台湾では、中国語で早餐店と呼ばれる朝食専門のローカル食堂がありますが、そのようなお店では、必ず蛋餅が提供されています。蛋餅の値段は25元からとなり、蛋餅の中身に何を加えてトッピングするかにより値段が決まります。例えば、1個25元の蛋餅に卵を加える場合は、一般的にはプラス5元で、合計30元となります。
蛋餅の作り方は非常に簡単ですし、好きなものをトッピングすれば、いろいろな味のバリエーションが考えられますので、自分好みのものをトッピングして楽しむことも出来ます。台湾では、一般的に、甘いものを挟んだり加えたりすることはしませんが、どのようなものを加えて作っても、子供には人気のある中華スナックです。
蛋餅(ダンピン)の材料(1人分)
材料
薄力粉:100g
卵 :1個
ネギ :適量
調味料
水 :30cc
塩 :小さじ1
蛋餅(ダンピン)の作り方
- 薄力粉、水、塩をダマにならないようによくかき混ぜ、ネギを加えておきます。
- フライパンに油を少量引き、薄力粉ベースの生地を入れ、両面を軽く焼き、別の皿に取り出しておきます。
- 卵を溶いて、フライパンに満遍なく広げるようにして、中弱火で半熟の状態まで焼きます
- 半熟卵の上に、上記の小麦粉ベースの薄皮を乗せ、両面を焼きます。
- 卵がある面を上にして、お好みにより、チーズなどのトッピングを乗せ、端からくるくると丸めるようにまとめて、一口大に切ります。
- お好みによりケチャップなどで味付けします。
料理のポイント
生地作りでは、薄力粉はダマが出来ないようによくかき混ぜるのがコツです。台湾の蛋餅は卵と薄皮を別々にして焼きます。
上記の生地は、1人分ですが、薄力粉などの材料の分量は人数分を計算して作ってみて下さい。
台湾では、お好みによりトッピングは、チーズ、ハム、ソーセージ、コーン、ツナ、野菜などがありますが、その他にも自分が好きな具材を挟めば、世界に一つしかない一番美味しい蛋餅が出来上がることでしょう。
最後に、蛋餅にかけるソースの味付けは、台湾では甘辛醤油ダレとでも言うような「醬油膏」が主流ですが、日本ではトマトケチャップが最も合うと思います。味付けも、お好みにより、いろいろなソースで試してみて下さい。
コメント
台湾人ですが、ダンピンには甜辣醬をめったにかけませんよ。醬油膏をかけるのは主流だと思います。
コメントありがとうございます。
ご指摘の通り、一般的にはダンピンには醬油膏が添えられることが多いですね。
自分がよく食べているダンピンのお店は「要不要甜的?」と聞かれるため、味付けは甜辣醬のイメージが強かったです。
知らせていただき、ありがとうございました。