愛玉子とは、愛玉という植物の種子から出来る、台湾の天然ゼリーの一つです。食感は、プルンプルンとしたゼリーそのもので、透明の黄金色の色彩も相まって、冷たい愛玉子は夏に食べると喉越しが良く、甘すぎない爽やかな味わいです。台湾では、伝統的で非常に人気のあるデザートです。台湾では「オーギョーチィ」と呼ばれたりします。
台湾では、ドリンクスタンドでは人気のあるドリンク具材の一つで、レモン果汁とミックスした、飲むゼリーとして販売されています。ほんのり甘く、檸檬の風味が喉越しを爽やかにして、ゼリーの食感のバランスが絶妙で、一度飲んでみると虜になります。
檸檬愛玉は、ドリンクスタンドでは、50元(160円)程度で売られています。また、食品スーパーでは、中華甜愛玉などが4個セットで30元から35元で販売されています。このように価格も非常に手頃です。
愛玉子(愛玉ゼリー)の材料
材料
愛玉種子 :50g
常温水 :1300~1500cc
レモンシロップ:適量
愛玉子(愛玉ゼリー)の作り方
- 布製の小袋を用意して、材料となる愛玉子の種子を入れ、ゴムなどでしっかりと口を塞ぎます。
- ボールに常温水を入れ、その中で上記の布袋を10分から15分程度よく揉みます。
- カップや容器などに小分けにして、冷蔵庫で1時間程度冷やします。
料理のポイント
使用する水は冷水や温水などは使わずに常温水を使いましょう。
ボールは予め綺麗に洗っておきましょう。脂分が付着していると上手に作れないようです。
5分間程度、布袋に入った愛玉種子を揉むと、とろみのないあんかけのような状態になり始めますので、更に5分から10分間程度揉み続けます。
水がヌルヌルとして粘度が高まってきたら、もうそろそろゼリーを作る準備が出来た証拠です。
ボールのまま冷蔵庫で冷やして、そのままゼリーに仕上げて、お玉などですくって食べても良いでしょう。
味付けは、レモンシロップやはちみつと一緒に食べると良いでしょう。また、はちみつレモンなどのジュースと一緒にして、氷と一緒に飲むゼリーとして食すことも美味しいですよ。
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