台湾の大学で日本語を教え始めて3週目の授業状況

台湾の大学で日本語教師として日本語を教え始めて3週間が経過しました。

大学の授業初日のブログ記事は以下です。
≫≫ 台湾の大学で初めて日本語教師として日本語を教えることに|授業初日
そして、気が付いたら3週目が終わっていました。

 

授業初日は、さすがに学生も教師も緊張感にあふれたクラス内の雰囲気がありましたが、3週目ともなると私も学生も少しだけ打ち解けてきます。

台湾の大学生はどれくらい学習意欲があるのか、あるいはないのかを知るために、特に授業中のルールの提示は今のところしていません。

つまり、授業中のルールとは、私語、飲食、スマホ、居眠り、遅刻などの規律についてのことです。

自分が担当するクラスでは特にルール設定はしていないのですが、授業の妨害をする学生には厳しく対応しようと思っています。

 

つまり、授業中に私語などで他の学生に迷惑が掛かるような行為があれば退席してもらおうと思っています。

特に、その他のルールでの縛りはしていないのですが、3週目になって少しずつ学生との心理的距離が近づくと同時に、学生間の私語が増えて、授業中ザワザワすることが出始めました。

とは言っても、授業を進められなくなるほどではないのですが、まじめに授業を受けてくれている学生が迷惑をしているようであれば、それなりの対応を採らなければいけないかなと思うようになりました。

また、台湾の大学では授業中に食事をすることは特に問題がないのか、思った以上に授業中に食事をしている学生が多いです。
その他、遅刻してくる学生は日本の学生と同じくいますが、遅刻をしてくる学生の多くは「すみません。遅れました。」程度の謝罪をするのは素直だなと感じます。

また、スマホに関しては、授業中ずっとスマホを使っている学生もいますし、授業中スマホを使うのは大学のルールでは禁止されていないようで、多くの学生がいじっています。

 

台湾の学生も日本の学生も同じように、真剣に授業を受けて語学を身に付けようと考えている学生と、卒業に単位が必要だというだけで授業を受けに来ている学生の2つのグループに分かれますね。

私が担当している科目は、必修科目と選択科目のどちらのクラスも受け持っているのですが、必修科目ほどクラスの雰囲気は緩く学習意欲や学習態度は低くなります。

逆に、選択科目は自分が学びたいために授業に来ている学生が多いためか、授業中集中している学生が多くその比率が高いように感じます。

どちらにしても、日本語を学びたい学生にも単位が必要な学生にも、どちらの学生にも心地よいクラスの運営をすることが大学教員の腕の見せどころなのではないかなと思います。

今後、クラスの雰囲気が緩み始めて、授業に支障をきたすようになった場合には、独自のクラスルールを作ろうと思います。

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