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台湾でMRTを利用する方法と注意点

台北MRTの概要と各路線

台湾の台北と高雄ではMRT(都市交通システム)が発達しているため、どこへ行くのにも非常に便利です。MRTは中国語では「捷運」と表記されます。文字通り早く運ぶという意味です。台北市内を中心に縦横無尽に路線ネットワークが張り巡らされている上に列車の本数も非常に多く、多くの台北人にはなくてはならない移動手段です。MRTは現在も拡張工事が進められており、今後は更に便利に使いやすくなることでしょう。

台北MRTの中でも利用頻度が高い路線は、淡水線、板南線、文湖線、信義線、新蘆線の5本でしょう。
まず、淡水線は台北市内の南北を結んでいて、信義線と新店線に繋がっています。台北駅(台北車站)や士林夜市の最寄り駅である剣潭、北投温泉へ向かう駅などを経由して観光スポットでもある淡水まで路線を延ばしています。MRTを利用して北投温泉に行くには、淡水線北投駅で新北投支線に乗り換えることになります。淡水線では、圓山駅を境に南側が地下鉄、北側が高架鉄道となっています。

板南線は板南と南港を結ぶ路線です。板南線の途中、西門町や東区、信義新都心地区などの繁華街をとおります。台北駅では北側に伸びる淡水線に乗換えが可能で、忠孝新生駅では新蘆線、忠孝復興駅では文湖線に乗換えができ、全線が地下鉄となっています。

文湖線は南港から内湖を経由して松山機場(空港)に至り市内を南下していくと動物駅まで路線が延びています。その途中、忠孝復興駅で板南線に乗換えができ、一部の区間では地下鉄となっていますが、ほとんどの区間では高架鉄道になっています。また、終点の動物園駅の近くには、猫空纜車(ロープウェイ)があり、猫空へ向かうことができるようになっています。

 

台北MRTの利用方法と注意点

台北MRTの運行時間は、どの路線も早朝6時から24時頃まで運行されています。ラッシュアワー時には3~5分間隔で運行されています。運賃は20元からで、距離に応じて運賃が決まり、最高区間は65元です。児童(6歳未満)の場合は保護者同伴であれば無料で乗車できますが、身長が115cm以上になると無料の適用はされないので注意しましょう。

MRTの切符は乗車券の替わりにトークンと呼ばれる青いプラスチック製のコイン状のチップを使っています。そのほかには、悠遊カードを利用しても乗車ができます。悠遊カードを利用する場合は、改札口にセンサーがあり、カードをかざすだけです。悠遊カードの購入は各駅やコンビニで買うことができます。1枚200元(100元はデポジット)です。悠遊カードを利用するとMRTの運賃が2割引になるため利用価値が高いといえます。

MRTの乗車時には車内や駅構内での飲食や喫煙は全面的に禁止されています。水を飲んだり、ガムを噛んだり、飴をなめるのも禁止です。もし違反した場合には罰金を科されてしまいますので注意する必要があります。MRTの車内には「博愛座」という高齢者や身体障害者などが優先的に利用する座席が設置されています。日本よりも台湾の方が、高齢者などに席を譲る習慣が根付いているため、状況をわきまえて座席に座りましょう。

 

台北MRT一日乗車券

MRTには一日、全線が150元で乗り放題になるOne-Day Passがあります。このパスは主要駅の窓口で購入することになります。デポジットが50元掛かるため、200元で購入できます。使用後に窓口で返却すれば、デポジットの50元は返金されます。1日で150元以上の運賃利用の場合はお得に利用できますので、1日で何度も乗り降りを繰り返す場合などには利用価値が高いでしょう。

 

高雄MRT(KMRT)

高雄にもMRTがあり、KMRTあるいはKRTと呼称されています。
視の南北を結ぶ紅線(レッドライン)と東西を結ぶ橘線(オレンジライン)の2つの路線があります。こちらのMRTも運行時間は早朝6時から24時頃までとなっています。紅線は高雄北部の南岡山駅から南部の小港駅までで、小港駅の1区間手前の駅が高雄国際空港になっています。また、途中、台鐡高雄駅や高鐡左営駅にも経由します。橘線は、西子湾から東部の大寮駅までで、紅線と橘線が交差する美麗島駅となっています。

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