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台湾の結婚式と披露宴

2015/07/02

台湾の結婚式スタイル

結婚式は、台湾の都市部である台北や台中ではホテルやレストランで行われるのが一般的になっています。一昔前は、自宅前の路地を封鎖して、盛大に宴会料理を振舞うというスタイルが多かったようです。地方都市や郊外では今でもこのような宴会スタイルが残っている地域もあります。ベンツなどの高級車に赤いリボンで装飾して花嫁と花婿を送迎するのも台湾スタイルでしょう。

そして、日本の披露宴と台湾の披露宴で最も多く異なる点は、台湾の披露宴では参加者が非常に多いことでしょう。親戚間もとより、両親の友人や新郎新婦の友人の友人、近所の方たち、会社の同僚やその方たちの彼女や彼氏や友人など、新郎新婦とはあまり関係のない方たちも参加するのが台湾流です。そのため、披露宴の参加人数は少なくても100人以上になり、多い場合は500人以上になることも少なくありません。おめでたいことなので、祝ってくれる人が多ければ多いほど良いという楽観的な考え方が根底になるのでしょう。

 

台湾の結婚式のご祝儀とその目安

日本と同様に、台湾でも結婚式に参列する場合はお祝儀を贈るという慣習があります。お祝儀の金額はいくらなのでしょうか?基本的な考え方として、日本では割り切れない金額を包むのが礼儀ですが、台湾では「対」になることが縁起がよいと考えられているため、お祝儀の金額は必ず「偶数」でなければなりません。偶数の中でも、中国語の発音から死をイメージする「4」や別れをイメージする「8」を避ける傾向になります。そのため、台湾でのお祝儀の目安は、1200元、1600元、2000元、2200元、2600元、3600元、6000元、10000元、16000元などとなります。具体的な金額は、新郎新婦とのお付き合いの程度や仕事上の関係の重要性、披露宴が行われる場所によって決めればよいでしょう。例えば、知り合い程度であれば、1600元で十分でしょうが、親しくしている友人であれば、2000元から3600元、仕事上の上司と部下の上下関係であれば、6000元などが目安となるでしょう。

ちなみに、台湾では、ご祝儀をはじめとしたお祝い事の際には「紅包」(ホンパオ)と呼ばれる赤い封筒に入れて贈ります。この紅包は結婚式のときだけではなく、お年玉などのおめでたいお祝い事のためにお金を包むときには良く使われ、文房具店やコンビニなどどこでも販売されています。結婚式の際に紅包を使うときには、「永浴愛河」、「百年好合」、「琴瑟和鳴」などと書いて、末永い幸せを願います。

 

結婚披露宴での服装

日本とは異なり、男性も女性も形式ばった正装をする必要はなく、いつも通りのラフな普段着の格好で構いません。台湾人の中には、ジーンズにTシャツで参列する人もいます。逆に、日本の結婚式で締めるような白いネクタイは避けたほうが良いでしょう。台湾では白い衣装や白いネクタイなど白色のものはお葬式を連想させるためタブーとなっています。

 

結婚披露宴では何が行われるか?

日本のように、余興、両親への手紙、スピーチやあいさつなどという形式的な手順はほとんどなく、ひたすら出された料理を食べて、同じ円卓に座っている人と楽しむのが台湾流の結婚披露宴です。堅苦しい雰囲気は全くなく、みんなで盛り上がって楽しめばよいでしょう。新郎新婦がテーブルを回ってきたら、みんなでお祝いの乾杯をしましょう。最後に、披露宴の開始時刻は、招待状に記載されているよりも、30分から1時間遅く始まるのが普通ですが、定刻に始まってしまうこともあります。会場に早く着き過ぎないようにしましょう。

-台湾社会