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台湾のお葬式とお香典・服装のマナー

2015/06/02

台湾の伝統的なお葬式は、路上に大きなテントを張って道路を一部封鎖して行われることが多いです。日本とは大きく異なる点は、地域によってはお祭り騒ぎのパレードのように盛大に行われることでしょう。中華文化圏特有の習慣である爆竹を鳴らしたりすることもあり、「泣き女(遺族に代わり大声で泣き叫んで悲しみを表現する女性)」という職業の方を雇ったり、派手な装飾を施したトラックの荷台でミニスカートのお姉さん達がダンスをしたり、太鼓などの楽器を鳴らしたりして、ストリップショーなどの華やかな催しが行われることもあります。

 

日本では見られない盛大な台湾式のお葬式は、故人の功績を称える意味合いと、お葬式を執り行う故人の子孫が、自分たちが親孝行であることを誇示するという意味合いもあるようです。一方、近年では台北などの都市部ではこのような盛大な伝統的なお葬式はなりを潜めて、葬式業者か運営している葬儀場で行うのが一般的になりつつあるようです。台湾でもお葬式は日取りなどを見て決めるため、亡くなられてから1ヵ月後くらいに行われることも一般的です。

 

台湾でのお香典の基本的なマナーとして、金額は「奇数」となります。知り合い程度の関係であれば、1100元、1300元で、親しい間柄であれば、1500元、1700元、2100元となります。職場関係者の家族に不幸があった場合は1100台湾元か2100元が目安になります。なお、自分の親族の場合は3,000~5,000元が目安のようです。

 

地域によっては、5や9という数字を避ける風習もあります。お香典の場合は、白い封筒に包むため、中国語では「白包(パイパオ)」と呼ばれます。白包は、文房具かコンビニで販売しています。台湾の葬儀の際のお香典は、白包の中央上に「香奠」と書き、自分の名前は左下部に「○○○○敬輓」と書きます。

 

お葬式の服装については、台湾では日本のように礼服や喪服があるわけではないため、参列する場合は、派手な服装でなければ問題なく、黒やグレーなどのダーク系の色の服であれば大丈夫でしょう。例えば、暑い夏であれば、紺色のポロシャツに黒色のジーンズであっても問題ありません。

-台湾社会