台湾に【ぼったくり】はある?【値引き交渉】でお得に買い物する方法

台湾旅行をする際にお土産を買ったり、食事をしたり、タクシーを利用したり、指圧マッサージなどのサービスを受けたり、占いをしてもらったりすることもあることでしょう。

このような時、心配なことが「ぼったくり」ですね。旅行中にぼったくりに遇ってしまったら、楽しい旅行も心が折れてしまいますね。とは言え、あまり値段に神経質になり警戒し過ぎるのも疲れるだけです。そこで、今回は台湾のボッタクリ事情を簡単にご紹介します。

それと、台湾旅行で買い物の際には値引きが出来るのかどうかということも関心があるのではないでしょうか? そのため、一般的に、台湾で値引きが出来そうなお店についても触れておきます。

また、台湾人と値引き交渉をする際に、覚えておきたい中国語の必須表現の内、出来るだけ簡単な単語と表現に絞って解説します。たくさんの単語や表現を覚えても、その場で直ぐに使えなければ意味がないため、超簡単表現の3つに絞りました。

今回の記事では、台湾旅行をする予定の方や台湾で初めて暮らし始めた方に向けて、下記の内容を詳しく解説していきます。

  1. 台湾ではぼったくりはあるのか?
  2. 台湾で値引きが出来るお店
  3. 中国語で値引き交渉のためのたった3つの必須表現

 

台湾ではぼったくりがあるのか?

昔、インドや東南アジアを旅行した際には、買い物をする時やタクシーなどのサービスを利用する時には、ほとんど全ての場面で値段交渉をしなければならず、初めてそのような国を旅行した際には、その習慣に慣れないためストレス塗れになったり、ぼったくられたりしました。

それでは、台湾の場合はどうなのか?
結論から言えば、台湾ではぼったくりはほとんど存在しないと考えてもらって間違いないでしょう。そして、価格交渉をするような場面もほとんどありません。

例えば、タクシーを利用する場合も特殊な場合を除いて、メーター制で運賃が決められています。(台湾のタクシー運賃料金の目安は>>>こちらで確認)そのため、運転手がメーターを使わない場合、ぼったくられる可能性もありますが、このようなケースは少ないため、あまり神経質にならない方がよいでしょう。(タクシーで遠回りされることは偶にある)

レストランや小吃店などで食事をする場合もメニュー表や店内に価格表示がありますので、ぼったくられるようなことはありません。

マッサージや占いなどのサービスを受ける場合でも、基本的には値段が表示されていることがほとんどですので安心して利用できるでしょう。むしろ、値段の表示がされていないお店は利用しなければトラブルに遇うことはないでしょう。

敢えて、ぼったくりがありそうなお店を挙げれば、日本と同様に、怪しいお店やいかがわしいサービスを受けなければ、ぼったくりなどのトラブルになることはないため、台湾では安心して旅行を楽しめます。

また、台湾人と外国人では値段が異なるダブルスタンダードの価格設定も台湾ではほとんどありません。ただし、新幹線などの割引が台湾人には適用されて、外国人は適用されないという価格設定はあります。

 

台湾で値引きが出来るお店

日本人が台湾旅行に来て、利用するようなお店はどこへ行っても、ほぼ必ず価格表示がされています。

  • レストラン/食堂
  • カフェ
  • コンビニ
  • スーパー
  • ドラッグストアー
  • 果物屋

日本と同様に、台湾でも消費税はありますが内税方式のため、表示されている値段を支払えばよいだけです。また、台湾ではチップ制度はありませんので、基本的にはホテルやレストランなどでチップを払う必要もありません。(台湾でのチップとサービス料については>>>こちらの記事を参照

それでは、台湾で値引き交渉ができるお店はどのようなケースでしょうか?
あまり多くはないですが、観光客が集まりそうな観光スポットやお土産屋などでは場合によっては値引きをしてもらえる可能性があります。

ばら撒き用のお土産を大人買いしたい時には、値引き交渉してもよいかもしれません。その場合、5個買ったら1個オマケしてあげるよという交渉はよくあります。値段を下げる交渉よりも、いくつかプレゼントして貰う交渉の方が成功しやすいでしょう。

また、比較的値段の高い商品を購入する場合は取りあえずダメもとでもよいので、値引き交渉をしてみてはいかがでしょうか。お店側もどうしても買ってもらいたい時は比較的簡単に値段を安くしてくれることもあります。

値引き交渉とは話が逸れますが、商売上手な台湾人の場合、レストランなどで偶には、「店長からのサービスですよ」という形で思わぬ御もてなしをして貰えることもあります。

 

中国語で値引き交渉のためのたった3つの必須表現

台湾で値引き交渉をする場合は、英語で話しても簡単な単語であれば通じると思いますが、折角だから中国語で値引き交渉をした方が成功率は3%くらいは上がるかもしれません(笑)。

そこで、小難しい中国語は覚える必要はなく、効果的な最も簡単な値引き時の中国語表現をご紹介します。

日本語中国語ピンインカタカナ発音表記
高すぎ太貴Tài guìタイグェイ
少し高いよ有點貴Yǒudiǎn guìヨォウディェングェイ
少し安くしてよ給我便宜一點Gěi wǒ piányí yīdiǎnゲェイウォ ピィェンイーイーディェン
~個でいくら?~個、多少錢~gè Duōshǎo qián~ゲ ドゥォサァオチィェン

上記の通り、表現が4つになってしまいましたが、「太貴」は本当に値段が高い時に使いましょう。少なくても、「給我便宜一點」の表現だけでも覚えておくと、値引き交渉の切っ掛け作りが出来ます。店員の方が値引きに応じてくれそうな場合は、スマホなどの電卓機能で希望の値段を教えてみましょう。

また、同じ商品をたくさん購入したい場合は、「~個、多少錢?」という表現も有効でしょう。一個(Yīgè)、二個(Liǎng gè)、三個(Sān gè)…、の表現の発音が分からない方は、指による数字の表現のボディーランゲージを使いましょう。

それと、もう一つ交渉術のテクニックとして、気軽に笑顔で話しかけるようにしましょう。私のような身長が2メートルくらいあるVシネマに出てきそな厳つい男(嘘)が眉間にシワを寄せて、少しマケロと言ったら脅迫と思われてしまうから。

現地台湾の方も商売で生活していますので、値引き交渉もあまり行き過ぎると、お互い気分が良いものではなくなってしまいます。現地の方とのコミュニケーションを楽しむくらいの気持ちで、値引き交渉を楽しみながら旅行をしてみてはいかがでしょうか。

 

関連記事: 買1送1と九折‐台湾で割引価格でお買い物を上手にする方法

関連記事: 台湾での指と手による数字の示し方の表現を台湾へ出発前に覚えよう

コメント

  1. 敏度 より:

    失礼します、台湾でタクシーを乗る場合、都市部(台北﹒台中など)から離れるほど値引き交渉がメインになります、乗る前に「ここからあそこまで〇〇元」の方式で運賃交渉しますけど、実際台湾人でさえぼったくりがどうかわかりません、観光客ならもっと気をつけるべきと思います。

    • いいぞっ より:

      いつもコメントありがとうございます。
      だいたい、都市部ではタクシーの運賃はメーター制で乗車しますね。
      田舎の方はどうか分かりませんが、確かにあまりタクシーの台数が多くない地域では運賃交渉することが多かった気もします。
      台湾人でも、ぼったくられているかどうか分からないのであれば、外国人観光客では適正な運賃がどれくらいなのか分かりませんね。

      私は台中に住んでいますので、メーターを使わなくても、乗車時間や地理的な距離感で運賃目安が予測できます。それで、外国人と知ってかしらずか、わざわざ遠回りして、少し高い運賃を請求してくるタクシー運転手も偶にいます。(←日本でもこのようなタクシー運転手はいますけどね)

      • 敏度 より:

        はじめて日本でタクシー乗りました時、自動ドアに感心しっぱなしでした、あまりメーターに気にしませんね……

        • いいぞっ より:

          初めて外国人の方が日本に旅行に来て、タクシーを利用すればビックリするでしょうね。
          私が知る限り、日本以外でタクシーのドアが自動で開閉する国はないと思います。
          日本ではタクシー運転手によるボッタクリはないと思いますので、安心して利用できますよ。
          台湾と日本のタクシー運賃を比べると、やはり日本のタクシーの運賃は高く感じてしまいます。(所得も平均物価も異なるため単純比較は出来ませんが…)

タイトルとURLをコピーしました