台湾で中国製の商品を購入したらこうなった-日本と比べて値段は安い?

台湾で中国製品を購入すると、どうなるか関心ありませんか?

今や日本では衣食住全てのものは中国製のもので溢れ返っていますね。同様に、台湾でも原産国が中国の商品や製品ばかりの印象です。

momo購物網PChome24h購物などのネットショッピングで送料無料のキャンペーンなどを利用すると、少しお得にお買い物が出来てしまいます。

そこで、丁度探していた商品がかなりお安くなっていましたので、中国製と分かった上で、いくつかの商品を購入してみました。

今回は中国製の商品を購入した際に、台湾では日本とはちょっと異なる事情や台湾で中国製品を購入する際に注意すべき点、ハズレを引かないためのポイントをご紹介します。

 

台湾での中国製と日本製の商品のポジションは?

日本では、中国製の商品と聞くと、安かろう悪かろう危険かもしれないのイメージが強いのではないでしょうか。少なくても、私は原産国が中国の野菜や加工食品は出来れば口にしたくない派です。

台湾でも同じようなイメージで中国製品は見られており、敬遠されがちです。ところが、中国製の商品は台湾製のものと比べると、値段が圧倒的に安いため、どうしようか考えてしまうこともあります。

例えば、台湾製造の食塩は1kg15元だとすれば、中国製造のものは1kg10元くらいです。大きな白身魚を塩釜焼きにして食べようと思った時に、どちらを選びますか?

塩釜焼をするだけなので、直接口に入れるわけではないから、中国製の食塩でもいいやと考えるのか、それでもやはり中国製は危険そうだから、台湾製の食塩を選ぶのか?

使用目的によっても選択は異なりますね。こんな感じで、台湾製の少し値段が高いものを選ぶのか、中国製の値段が安いものを選ぶのか、丁度悩むくらいの値段設定になっています。

それに対して、台湾では日本製造の輸入商品の値段は、ほぼ2倍~3倍くらいで販売されていることが多いです。それでも、日本製の商品は品質に関する信頼度が高いため、台湾では好んで日本製を購入する台湾人の方も多くいます。

 

台湾で中国製の商品を購入すると取説はどうなる?

日本で中国製の商品を購入すると、取扱説明書は多くの場合は日本語で表記されていますね。あるいは、一部の商品は英語での表記になっている場合もあるかもしれません。それでも、中国表記の取説が添付されているという残念な業者も稀にあるかもしれません。

それでは、台湾では、どうでしょうか? 台湾でも中国でも同じ中国語が公用語ですが、台湾では繁体字を使用し、中国では簡体字を使用しています。中国から台湾に輸入された取説はどちらの字体を使用していると思いますか?

高額な商品を除いて、ほとんどの廉価な家電製品や日用品レベルの安い商品の取説は、簡体字で表記されたものが多いです。

それでも、字体が異なりますが同じ中国語ですので、台湾人は文脈や字の形態から簡体字が理解できるようで問題がないようです。ちなみに、商品の操作ボタンなども廉価な商品の場合は簡体字が使用されています。

もう一つ付け加えておくと、台湾で販売されている中国製の商品でも繁体字で表記されているものもあります。これは台湾メーカーが中国の工場で製造した商品だと判断できます。

逆に、簡体字で表記されている中国製の商品は中国企業が企画・製造し、台湾の貿易会社が中国から台湾に輸入販売しているものなのでしょう。

 

日本製を模倣したブランド名が盛り沢山!?

中国で生活したことがある人や何度も行き来したことがある人であれば、何てことないことかもしれませんが、中国はコピー大国で模造品のメッカですね。

コピー商品と知っていても、そこそこ商品価値があり、商品の品質もとんでもなく劣悪なものでなければ購入するのが中国スタイルでしょう。

それでは、台湾に輸入されている中国製の商品はどうでしょうか?

「Panasonic」ではなく「PenesaniG」というブランド名の乾電池です。ちょっと気になったのでググッてみたら、「PenesamiG」や「Penesamig」というブランド名の乾電池もあるようです(笑)。

台湾で購入した中国製のデジタルスケールの付属品として付いていた乾電池です。同じ商品を購入したら、日本でも同様に「PenesaniG」の乾電池が漏れなく付いてくるのでしょうか…?

日本ではさすがに、某家電メーカーさんが訴えそうな事態ですね。ところが、日本でも、中国製の廉価なライトなどには「PenesaniG」電池が付属しているようですね。

 

日本で販売されている同製品より台湾の中国製品の方が安い!?

台湾でも、中国から輸入された中国製を購入する際に気を付けたいのが品質と値段です。やはり、中国製の商品は安いのが大きなメリットですね。使い捨てだと思って購入すれば、どうってことないのですが、1ヶ月も使用していないのに故障したとなると、支払った金額以上にヤラれた感は半端ないです。

そこで、日本のショッピングモールでも、台湾で販売されている同商品が見つけられないかとチェックしてみました。台湾でも人気となっている中国製の商品の多くが日本のネットショッピングモールでも販売されていることが多いことに気が付きました。

そして、中国製の同じ品番の製品を台湾と日本でどちらがどれくらい安いのか比較してみました。その結果は…いかに?

ごく一部の商品だけですが、下記のようになりました。

携帯型ポケットデジタルスケール0.01g – 500g

上の商品は台湾では最安値で89元で購入しました。操作ボタンが中国語で、しかも簡体字ですね。

 

体重計 USB充電式デジタルヘルスメーター

上の画像のヘルスメーターは台湾では349元でした。台湾でもネットで掲載されているものはピンク色でした。色はお店側のお任せだったため、ピンクが送られてきたら、部屋に置くと、かなり浮いてしまうなと思っていたら、ゴールドの商品を送ってもらえました。

上の商品はあまりにも値段が安すぎるため、スカスカの安かろう悪かろう典型的な商品なのかと思って、使い捨てのつもりで購入したのですが、意外にもシッカリとしたコスパの非常に高い商品でした。

上記以外にも人気のある商品をいくつか比べてみましたが、台湾と日本で販売されている中国製の同製品を比べると、いずれの商品もやはり日本より台湾の方が少し安く販売されていました。

操作ボタンの表記文字や取扱説明書の言語などは異なりますが、機能やスペックなどは同じものと思われます。関税や仕入れ価格などが違うため、あるいは台湾と日本では物価が異なるため価格設定にも影響しているのかもしれませんね。

 

まとめ

今回、台湾で中国製の商品を購入した気付きとまとめをしておきます。

  1. 日本と台湾では中国製の商品に対するポジションはほぼ同じで値段が安く、品質は少し劣る
  2. 台湾で中国製の商品を購入すると取説や操作ボタンは簡体字で表記されている
  3. 台湾の中国製の商品でも日本製ブランドを模造したニセブランドらしいものも多い
  4. 日本と台湾では中国製の同じ商品(同機能・同スペック)でも台湾の方が値段が安い

最後に、今回気が付いた最も大きなポイントは、台湾で中国製の商品を購入する場合は、日本のネットショッピングモールで同じ商品を検索して、口コミやレビューを確認した後に、商品の品質などを確認してから購入すると、ハズレを引く確率がグッと下がるでした。

台湾在住の方で、ネットショッピングモールで中国製品の買い物をされる方は、このようにして、商品の良し悪しを確認してから購入することをおススメします。

コメント

  1. tomo より:

    いつもためになる記事、有難うございます。
    今日は、ヤフーオークションで デルタマイル 27万マイルを
    買いました。台湾 14回の片道、韓国4片道分です。
    ciか、上海経由の日本になります。
    日本は、CI、MUが飛んでいれば、
    札幌でも、鹿児島でも、名古屋でも、羽田でも
    大丈夫です。
    ビジネスだと7回分になります。

    23万円で譲ってもらったので、妻との台湾、韓国旅行に
    使いたいと思います。
    大体、これで、換算すると、台湾ー日本往復 35000円くらい
    税込くらいです。でもCIなので、荷物、食事、時間帯が
    良いですね。ビジネスは65000円になりますが、
    日本から、たくさん荷物を持ってきたいときは、使っても
    良いかもしれません。これで2年くらい、航空券は買わずに
    済みそうです。

    • いいぞっ より:

      コメントありがとうございます。
      デルタ・スカイマイルは譲渡が可能だということは知っていましたが、ヤフオクで取引されているのは初めて知りました。
      マイルでの航空便予約は日時の変更などが可能だったと思いますので、繁忙期を除けば、比較的安く利用できるのですね。
      自分もデルタ航空のスカイマイルが貯まっていたことを思い出しました。不足分があれば、ヤフオクで購入することも出来るのですね。
      貴重な情報を頂き、ありがとうございました。

  2. tomo より:

    お世話になります。
    今、ヤフオクで105780円で、
    ブリティッシュエア 45000アビオス(マイル)
    売られています。
    7500アビオスで、名古屋ー台北 エコノミーが
    JAL、キャセイで予約できます。

    私も予約入れてみましたが、結構、入ります。
    45000マイルで、6片道分で、一片道あたり、17,000円
    くらいですね。

    片道づつ予約できるので、片道ジェットスター
    日本からの片道は、荷物が多いのでキャセイかjal
    これも面白いですよ。

  3. tomo より:

    ブリティッシュエアで、jal、キャセイを
    予約する場合、名古屋ー台北は、15000マイルで
    往復できます。しかし、東京は、20000マイル必要です。
    少しの差ですね。

    今日、調べていたら、セントレアから、イオンモール滑川に
    無料バスがあるそうです。
    空港内には、カプセルホテルもあり、淡水に住むように
    なれば、3か月に一回の日本帰りで、セントレアへの1泊
    2日の買い出しも良さそうです。
    イオンモールは、本当にすごいですね。

    • いいぞっ より:

      コメントありがとうございます。
      面白い話題だったため、下記の記事でまとめさせていただきました。
      【裏技】マイル購入で特典航空券を得る-安く快適な海外旅行を!
      貴重な情報をありがとうございました。

      イオンモール常滑は帰国する中国人などの外国人観光客を抱え込もうとしているのでしょうね。帰国直前であれもこれも買っていこう…となりがちですからね。
      イオンモールで販売されている、その商品のほとんどが、中国製だということを知ってかしらずか…中国の方たちは帰国後にMade in Chinaを見て、ガッカリするのか、自国に誇りを感じるのか…。

      イオンモール常滑は一時間に2本~3本程度の空港バスを走らせていますね!
      お客さんの需要があるから、ここまでするのでしょうね。

  4. 飛燕 より:

    はかりの重さは 正確ですか ?
    中国製の ものさしやメジャーは 30 CM で 1センチ、 1 M で 3 CM はずれています。
    シナ人は まともな測定器も作れません。 こんなポンコツ測定器で 新幹線のレールを設置したり、マンション、工場を建設しています。
    その結果地震もないのにマンションは倒れ、新幹線は事故をおこす、
    最新の液晶工場の床は10mで10cmずれています。

    • いいぞっ より:

      今回購入した電子秤や体重計の利用目的は大雑把に計測できればOKなため、TANITA日本製ではなく、格安ノーブランドの中国製を買いました。2年~3年くらい故障なしで使えればいいなと思います。

      0.01gまで計測できる携帯型ポケット電子秤の精度は意外にも正確です(笑)。
      日本円硬貨の1円玉と500円玉で計測したのですが、0.01gまでピッタリでした。
      ただし、50円玉と5円玉では若干の誤差が発生しました。穴が開いている分だけ、誤差が出やすいのか…?

      ちょっと面白い気付きがあったので、後日、別記事でアップする予定です。

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