松坂大輔の台湾プロ球界入りに関する台湾での報道【現地レポート】

松坂大輔が台湾プロ球界への入団を模索して、代理人が台湾の数球団に接触しているとの報道は、既にヤフーニュースなどで報道されていましたね。

大リーグでのメジャー経験がある松坂大輔の名前は台湾でも野球好きな人であればもちろんだが、一般的な人でも名前だけは知っている人が多いと思います。

そこにきて、松坂大輔が台湾球界入りを模索しているとの報道があり、台湾のマスメディアも慌しくなってきています。

 

台湾での松坂大輔の台湾プロ球界入りのニュースのまとめ

12月18日付けの新聞各紙のスポーツ面では、「松坂大輔が台湾球界入り!?」との見出しで、経歴とともに、接触があった球団のコメントを報じています。

具体的には、松坂大輔の代理人から統一ライオンズに問い合わせがあったことを伝えられています。

統一ライオンズの蘇泰安代表は、松坂選手が台湾でプレーする意思があるかどうかは聴いていないが、外国人投手の入団テストは歓迎している。

松坂選手に入団の意思があるのであれば、私たちは当然歓迎しますとコメントしています。

松坂選手側の代理人は、もし台湾のプロ球団が松坂大輔が必要であれば、彼は入団テストを受けるために台湾に行く意思はある。ただし、日本球界を最優先に考えている、との報道。

マニー・ラミレスの例を挙げ、四国独立リーグの高知ファイティングドッグスも名乗りを上げていると報じています。

統一ライオンズに入団した外国人投手の中で、過去に活躍した選手として、2012年に入団テストを経て活躍した「鎌田祐哉」を紹介している。彼はこの年、年間16勝を挙げ最多勝のタイトルを獲得しています。

 

松坂大輔の台湾プロ球界入りについての台湾での大手新聞の見出し

自由時報 スポーツ面(12月18日付)

(出典:自由時報

 

蘋果日報 スポーツ面(12月18日付)

(出典:蘋果日報

 

もし、松坂大輔が台湾球界入りすることになれば、台湾球界史上、最も実績のある日本選手の入団になる。4年前のマニー・ラミレスフィーバーの時のように、今回は松坂フィーバーで球界がアツくなるだろう。

年俸が2000万円(540万台湾元)だと報じられていることについても触れられており、1ヶ月当たり45万台湾元となり、これは台湾では高い年俸になるが大きな投資にはならない。

松坂が入団すれば、松坂フィーバーが起こるためチケットの販売枚数も上がり、球場に足を運ぶファンも増えるだろう。

 

蘋果日報 スポーツ面(12月19日付)

(出典:蘋果日報

翌日には松坂大輔の台湾行きは、ほぼなくなったとの報道がされていました。

 

蘋果日報 スポーツ面(12月22日付)

(出典:蘋果日報

来月下旬(2018年1月下旬)に中日の入団テストを受けるとの現地報道がされています。

 

松坂大輔さん、台湾プロ球界入りをご検討ください

日本では松坂大輔のNPBでの評価はだだ下がりですが、過去には環境を変えることで、見事に復活を成し遂げた選手も多くいます。

上記に挙げられている、鎌田祐哉元選手はヤクルトや楽天では芽が出ずに統一ライオンズに入団したことで、大活躍する結果となりました。

その他にも、野中徹博は鳴り物入りで当時の阪急ブレーブスに入団したものの芽が出ず、俊国ベアーズ(当時)に入団し大活躍し、その後、中日ドラゴンズが獲得し、大活躍したというケースもあります。

プロ野球だけに限ったことではないですが、人は環境を変えることで大きく変わる生き物です。松坂選手ももう一花咲かせるために、一度日本を離れて、台湾の空気を吸いに来てみては如何でしょうか。

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