海外行くなら電子機器・デバイスは日本で購入し持参がよい7つの理由

海外へ行く場合の持ち物の内、電子機器・電子デバイスについて、現地調達が良いのか、日本で購入して持って行った方がいいのか、に関して、自分の経験を元に情報をシェアします。

海外へ行くと行っても、数泊の観光旅行と長期滞在目的で海外へ行くのでは全く異なりますが、ここでは数ヶ月以上の長期滞在や留学、数年単位の海外移住のような場合を想定して、上記のことを考えてみましょう。

私の経験から単刀直入に言えば、一般的な人であれば、海外出発前に全ての電子機器・電子デバイスは日本で購入して持って行った方が良いです。

ただし、海外の現地の事情を現地の人と同じくらい分かっている方で電子機器のことも詳しい方であれば、下記のようなことは当てはまらないため、現地調達でも問題ない場合もあることを付け加えておきます。

【注意】海外で日本向け電子機器を使用する場合には変圧器が必要です。

 

電子機器が本物(正規品)かどうか怪しい

先進国では法的な社会インフラが整備されている場合がほとんどですので、公然と偽物を販売するようなことはないでしょう。

ところが、例え、経済的に発展している国であっても、法治国家としての体をなしてないような国では、堂々と一流メーカーのブランドがついているコピー商品を販売しているような場合もあります。

電子デバイスに限ったことではないですが、正規品なのか模造品なのかの判断ができないと、場合によっては劣悪な商品を買わされてしまうような場合もあります。

もちろん、公式ショップで購入するのであれば、おそらく、そのお店で販売されている商品は正規品と考えて問題ないでしょう。

日本では見破れるような模造品(そもそも日本ではコピー商品はほとんど販売されててませんが)でも、海外で購入する時には見破ることができるとは限らないため、できれば電子デバイスは日本で購入して持って行った方がよいでしょう。

 

電子機器の故障やトラブル時の対応は?

公式ショップで正規品を購入した場合を考えてみましょう。現地で電子デバイスを使用していて、故障やトラブルになった場合はどうしたらよいでしょうか。

この場合は、現地で購入した商品であれば購入したお店に持って行って、修理やメンテナンスなどの対応をしてもらうことができます。この点では現地購入をした方がメリットが大きそうですね。

逆に、日本で購入した商品を現地メーカーなり、公式ショップが対応してくれるかどうかは難しいところですね。たぶん、私が暮らしている台湾では、ほぼ100%対応してくれないと思われます。

具体的には、アップル社のiPadを日本で購入して、台湾のアップル公式ショップに持ち込んで、修理をお願いした場合は、おそらく対応してくれないか、かなり高額な修理代を支払うことで、対応してくれるかもしれないといったところでしょう。その理由は下記で説明します。

 

電子機器の規格や仕様が異なる?

ほとんどの電子デバイスは、国ごとに規格や仕様が異なります。そのため、日本で購入する商品と台湾で購入する商品では、外見のハードは全く同じように設計された商品でも、内部のソフトは異なっている場合がほとんどです。

例えば、DVDプレイヤーの例で説明しましょう。DVDの外見はどこの国でも、同じ円形の大きさですが、それを再生するDVDプレイヤーとDVDには各国で規格が決められていますので、どこの国で購入した商品でも同じDVDプレイヤーで再生ができるわけではありません。

そのため、外国でしか買えない珍しいDVDをお土産として日本に持ち帰っても、日本のDVDプレイヤーでは再生することができないため、折角のお土産が残念な結果になってしまいます。

少し話が逸れましたが、パソコン、スマホ、デジカメなどの商品に至るまで、ほとんどの電子デバイスは程度の差こそあれ、販売される国に合った規格や使用になっています。

日本でも、場合によっては変圧器などを使用すれば、おおむね使用することができると思いますが、仕様が違っていたりして使い勝手が悪くなる場合があります。この点では、日本から使い勝手のよい日本製あるいは日本向けに製造された製品を購入して海外へ持って行った方がよいでしょうね。

 

日本帰国時のアフターサービスは?

海外ロングステイや留学などで海外で長期滞在した場合は、何れ日本に戻ってくることになりますね。もし、現地海外で電子デバイスを購入した場合は、帰国後のアフターサービスはどうなるでしょうか?

もう既に、上記で少し触れましたが、海外向けに製造された電子デバイスは現地規格・現地仕様になっている場合がほとんどですので、日本にあるメーカーや代理店に持ち込んでもアフターサービスを受けられる可能性は低いでしょう。(あるいは高額な料金でサービスを受けることになる)

このように考えると、将来は日本に帰国する予定の場合は現地で電子機器・デバイスを購入するより、日本で購入して持っていった方が良いと思います。

もし、海外滞在中に必要な電子機器などが必要になった場合は、製品の大きさや重量を勘案して、日本に住んでいる親族などに頼んで、日本向けの製品(日本で販売されている製品)を購入してもらい海外輸送して貰うというのも一つの方法でしょう。

 

電子機器を購入するベストな店舗情報が乏しい

日本で電子機器・デバイスを購入する場合は、インターネット通販などでワンクリックしてポチれば簡単に手に入れられますね。それでは、海外で電子機器・デバイスを購入する場合はどうでしょうか?

インターネット通販サイト(台湾のインターネット通販事情は>>>コチラ)を利用する場合は、結構厄介な問題にぶち当たります。

クレジットカードを持っていないと購入できなかったり、現地の携帯電話の番号がないと利用制限を受けたりして、まずは決済手段という壁に阻まれます。

その壁をクリアできたとしても、今度は通販サイトのアカウントを取得したり、個人情報を入力したり、パスワードを設定したり、全て現地の言語で対応しなければならなくなり、軽いストレスが溜まるゲームをさせられているような気分になります(笑)。

日本語でさえ面倒で複雑な登録作業を外国語でしなければならなくなりますので、ストレスが溜まり、もう途中で諦めてしまいます。

こうなると実店舗を探すことになりますが、信頼の置ける店や公式ショップがどこにあるのかも分かりません…。

 

電子機器の商品情報が乏しい

日本では、インターネットで検索すれば、商品比較サイトなどで簡単に商品の情報や特長、メリットやデメリット、良い口コミ情報や悪い口コミ情報を知ることができます。

それでは海外でそのようなことが気軽にできるかというと、そういう訳にもいきません。まず、どのサイトで商品情報を得ればよいのか分からず、比較サイトが分かっても、全て現地の言語で書かれていますので、よほど外国語に慣れた方でなければストレスになることでしょう。

 

電子機器は日本より海外の方が値段が高い?

海外と日本で商品の値段を比較すると、日本向けに製造された製品は、日本での購入が最も安く買うことができます。

また、日本メーカーの製品(日本で販売されている製品と同レベルのもの)を海外で購入する場合も日本で購入する方が値段が安い場合がほとんどです。

関連記事: 日本と台湾でのダイソンの掃除機の値段比較

私が暮らしている台湾では、家電製品を購入する場合は、品質の高い日本メーカーの製品が人気ですが、台湾では、ほとんどの家電製品は日本より高く価格設定されています。

関連記事: 台湾での家電製品の価格とコスパと現地の大手家電量販店

つまり、日本メーカーの電子機器・デバイスを購入するのであれば、日本で購入するのが最も安く買えるということを言いたいわけです。

海外旅行へ行って、海外でお買い物をして日本に帰国後に商品をよく確認してみたら「Made in Japan」と記載されていた時のヤラカシタ感は半端ないですね(笑)。日本の商品は日本で買いましょう。

コメント

  1. taka より:

    こんにちは!6、7年前に台湾で10インチのネットブックPCを購入しました。繁体字のキーボードが欲しかったからですが結果的にはあまり使いませんでした。また初期設定で日本語に設定し、ふだん使いは特に支障はなかったですが、エラー表示やシステム情報に関するようなところは繁体字で表示されていました。バッテリーも10時間くらい持ち1.3キロの軽さだったので外出の時など活躍してくれました。帰国後も今のMacを買うまでは現役でしたが、今年他のノート1台と一緒にブックオフにて500円で売却してしまいました。

    • いいぞっ より:

      コメントありがとうございます。
      台湾のPCは私も大学に備えられているものを使用すること(基本的に日本語使用)がありますが、キーボードに関しては、英数字は大体同じ位置ですが、その他の記号などの位置が違っていたりして、これだけで仕事の効率が落ちストレスになり、私にとっては使い勝手はいまいちでした。
      PCに関しても、使い慣れた日本向け製品を日本で購入して、中国語などの必要な外国語設定はソフトを後付けでインストールした方が良さそうだなと思いました。

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