家族で台湾へ海外移住

日本人夫と台湾人妻が子供と一緒に家族で台湾へ海外移住をして台湾の現地情報をレポート

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外国在住日本人が海外で日本語を聞く違和感と安心感

      2017/06/23

海外で暮らしていると、普段はあまり気が付かないことにも気が付いたりするものです。台湾で生活している中で、ふと日本語が聞こえてきた時に、ハッとする瞬間があります。

今回は、台湾に限らず外国に住んでいると、自分が外国に住んでいることを忘れてしまっており、ふとした瞬間に日本語が耳に入って来た時の違和感と安心感について、台湾現地からレポートします。

 

日本で地方の方言を聞いた時の違和感と安心感

私はかつて大阪に住んでいたことがありましたが、初めて大阪に行った時に、大阪のチビッ子が大阪弁で話をしているのを見て、チョットしたカルチャーショックで驚いたことがあります。

その当時は、まだ若かったこともあり、自分の生活圏を出ることも、それが初めてだったため、自分とは異なる言語を使用していることに、違和感を感じたのでしょう。

大阪弁であっても、大人が大阪弁で話しているのであれば、特に驚くこともなかったのですが、子供がベタベタの大阪弁で話しているのが面白く感じたのを思い出します。

これが私にとって、生まれて初めて、言葉に関するカルチャーショックを受けた瞬間でした。

 

台湾に来て初めて受ける言語イメージのカルチャーショック

そして、台湾に来てからも、同じような言葉(言語イメージ)のカルチャーショックを受けることになりました。

台湾でも、同じように、子供が中国語で話している…当たり前のことですが、この現実を初めて目の当たりにすると、可愛らしさと面白さが混在した印象を受けたのを覚えています。

日本では子供は日本語を話すという先入観があり、脳裏にそのイメージがこびり付いているのでしょう。そのため、台湾の子供が中国語を話すということをイメージできなかったのでしょう。

台湾に来る前は、日本では台湾人や中国人の大人が中国語を話しているのを聞いたことは何度もありましたが、子供が中国語を話しているのを聞いたことがなかったことによるギャップですね。

 

台湾で二度目の言語イメージのカルチャーショック

台湾での普段の生活では、中国語か台湾語を聞くことしかありません。もちろんテレビを付ければ、NHKやその他の民放テレビ番組が見られますが、街を歩いていて日本語を聞くことはほとんどありません。

台北の観光地などでは、日本人が多いため、日本語を聞くことが多くありますが、台中のような地方都市では、あまり日本人観光客も多くないため、滅多に日本語を聞くことはありません。

そして、先日、観光スポットでも何でもない、とある駅の近くを歩いている時、ふと日本語が耳に入ってきました。一瞬、自分がどこにいて、ここはどこなのか、という戸惑いのようなものが脳裏を突き抜けました。

ほんの一瞬だけですが、予期しないことが起きた時の0.5秒くらいのパニックの現象と同じ感覚ですね。皆さんも、そんな経験はないでしょうか?

それが、台北の観光スポットであれば、多くの日本人がいることが分かっているため、特に何とも思わないのでしょう。台中の郊外の寂れた駅で、日本人観光客がいないような場所で、ふと日本語が聞こえた時の違和感は半端ないですよ。

そして同時に、日本語を耳にしたことによる安心感も半端なかったです。普段、日本人と話す機会もなく、街を歩いていて日本人とすれ違うこともない生活をしていると、脳内では日本語が外国語のようなポジションに置かれているのかもしれませんね。

過去に英語を学習し、現在は英語を使用しない生活をしている方は、忘れかけていた英語を思い出したような感覚と言ったらイメージしやすいかもしれません。

 

私の脳を揺れ動かした二人の日本人

そして、その日本語を話していた方たちは、日本人でした。(たぶん)外見は親子のような二人でした。

道の方角が分からなくなり、立ち往生しているようでした。不安そうな表情をしていたため、声を掛けてみました。

どうやら、知人宅へ向うのか、知人との待ち合わせの場所へ向う予定だったみたいです。

中国語もほとんど出来ないため、道を聞くのも出来ずに、困り果てていたとのことでした。

行き先を教えてあげたのですが、何だか不安そうな二人を見て、目的の場所まで連れて行ってあげようかとも思いましたが、それは結構ですとのことでした。

台湾人に道を聞くと、親切にも目的地まで連れて行ってくれる方がいますが、そのような台湾人の気持ちが少し分かるような気がしました(笑)。

 

年配の台湾人の方は違和感と安心感に懐かしさを感じる?

話は少し逸れましたが、外国に住んでいると、日本人と会う機会もなく、日本人と話す機会も少ないため、日本語を耳で感知することが少なくなります。

そんな状況で、日本語とは程遠い場所で、突然、日本語を耳にすると脳の言語機能が刺激を受ける(?)ような感覚が起こることが分かりました。

そして、そのような場面では、日本人であっても日本語が圧倒的な違和感のように聞こえます。それと同時に、日本語の音を耳にすることによる、安心感が押し寄せてくる感覚があります。

日本統治時代に日本語教育を受けた高齢者が、日本語を耳にした時には、私が感じたような感覚で、言語音の違和感や安心感、それに言葉の懐かしさを感じて、日本語に接しているのかもしれません…。

 - 海外移住

Comment

  1. taka より:

    こんにちは。その感覚良く分かりますよ。
    啄木の”ふるさとの訛なつかし停車場の人ごみの中にそを聴きにゆく”の心境か?
    台南に住んで最初の頃は、異国の地で頑張っている同胞の思いが強かったですね。
    コッチからも何度か声を掛けていたと思います。
    台湾では知らない人に声を掛けても、何故か安心感みたいなものが有りましたね。

    昨年末まで居た南京では、すでにそういう感覚は無くなっていて、あの人は日本人か?と日本人とは分かっていても声は掛けないようになっていました。
    日本人でつるむこともせず、場所柄?目立つことは避けていましたね。

    • いいぞっ より:

      いつもコメントありがとうございます。

      >啄木の”ふるさとの訛なつかし停車場の人ごみの中にそを聴きにゆく”の心境か?
      正に、この感覚ですね(笑)!

      台湾と中国では少し事情が異なりますかね?
      台湾でも、最近はよく分からない事件が発生しているので、安心は出来ませんけどね。
      台湾では、日本人の偶像が破壊されたりというような事件が多発していますから…。

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