家族で台湾へ海外移住

日本人夫と台湾人妻が子供と一緒に家族で台湾へ海外移住をして台湾の現地情報をレポート

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南国の台湾から雪国の日本へ戻って気付いた衣食住に関する4つの事

   

旧正月前に当たる1月下旬から2月上旬に掛けて南の島の台湾から北の島の日本へ移動して気が付いたことを、いくつか取り上げて、私が感じたことを備忘録として残しておこうと思います。

日本へ一時帰国した直後に、北海道や東北のみならず本州各地で交通機関が麻痺するほどの大雪になりました。改めて、日本から見れば、台湾が南の国で、台湾から見れば、日本は北の国であることを思い知らされました。台湾人から日本を見ると、特に冬の時期では、日本は寒い雪国のイメージが強いのであろうと推測できます。

台湾を出国してきた時には、天気が良い日中であれば半袖でも過ごせるくらい暖かい天気でした。実家の庭では雪が10センチも積もる日本へ一時帰国をして、「日本の冬の気候は寒いが生活する上では寒くない」ことがよく分かりました。そのような、お国事情も交えながら、南国の台湾と北国の日本の冬の事情を比較しながら、両国での生活の違いを簡単にご紹介します。


(今年一番の寒波襲来で大雪になった庭)

 

電車が遅れるとニュースになる日本

日本に帰国直後には、日本列島の上空に寒波が張り巡らされ、各地で大雪が降り、大荒れの天気になりました。その影響を大きく受けて、全国各地で電車や空港などの公共機関は欠航などが相次ぎました。そして、朝から晩までニュースでは運休や欠航のニュースが途切れなく報道されています。

電車などの公共交通機関などによる影響は瞬時に、テレビなどのマスメディアに取り上げられ報道されます。このようなことは、以前、日本で生活していた時には、あまり気にならなかったのですが、今回日本に一時帰国して、少しだけ新鮮な気持ちを持ちました。

台湾では、電車が遅れるのは日常茶飯事です。特に、台鐵は毎日のように数分から数十分の遅れが発生しています。利用客が多い週末やラッシュアワーとなる夕方などは1時間程度遅延することもよくあります。台湾人は、電車が時間通りに運行されず、遅れることが当然のように考えているようです。それでも、台風などの影響で運休される場合は、台湾でもニュースで報道されますが・・・。

 

冬期に暖房設備が嬉しい日本の生活

大雪が降り積もった日本では、さぞかし寒いと思っていたのですが、実は、日本の冬には寒くて耐えられないと感じるようなことは少ないのです。逆に、台湾の冬の時期に寒波が襲来すると、寒くてたまらないわけです。

その理由は、日本では冬は寒くなるため、防寒対策を衣食住の全ての面で対応しているからです。一方、台湾では冬になっても、暖かかったり急に寒くなったりと、亜熱帯気候特有の温暖な気候のため、防寒対策がされていないのが一般的です。

日本では、冬になれば、暖房用のエアコンやストーブ、コタツ、電気ヒーター、電気カーペットなど、部屋の中を見てみれば、冬専用の暖房機器がたくさんあります。

その一方で、台湾ではエアコンは冷房専用のもの(最近では一部で暖房機能付きのものもあり)がほとんどで、石油ストーブなど見たことがありません。ましてや、和室で使用される仕様のコタツも見たことがありません。台湾にある暖房機器といえば、部屋を温めるためではなく、足元を温める程度の小型の電気ヒーターくらいです。

それでは、台湾では寒波が襲来して気温が10度程度になる時期はどのように過ごしているのか?
上記の電気ヒーターを付けて、自宅にある厚手の服を重ね着して、部屋の中でもマフラーや手袋やニットの帽子を被って、ひたすら寒さを凌ぐのが一般的台湾人の対策です。

そのため、防寒対策がしっかりしている日本では家にいる以上、冬でも寒くなく、暖房機器がほとんどない南国台湾の冬の時期は寒いという状況が生まれてしまいます。その他にも、台湾の家の作りは、床が石材であることも寒さを加速させている要因でもあります。

 

冬の旬の食事が美味しい和食文化

日本は一年を通して四季がハッキリしています。そのため、春夏秋冬で、それぞれの季節に合った自然の恵みを楽しむことが出来ます。一方、台湾ではどうでしょうか?

台湾でも、四季はあるにはあります。そのため、季節により市場に出回る果物の種類は変化します。ところが、(私が気付いていないだけかもしれませんが)四季折々の野菜を実感することはあまりありません。台湾南部の地方では冬の時期でも、比較的暖かいため、夏野菜を栽培して収穫できたりするようです。

そんな理由もあり、台湾では季節により変わる自然の恵みを楽しむことが非常に少ないように感じます。日本では、春夏秋冬と四季折々の野菜を楽しむことができますね。日本の食文化のバックボーンには季節や地域の特徴が存在することを、改めて感じた次第です。

日本の冬には、白菜や大根など冬野菜や秋の時期に収穫して、保管される中で糖度が増したサツマイモなどが食文化に反映されますね。やはり、寒い時期には体が温まる鍋料理がおいしく感じます。食文化と季節の関係も日本ならではですね。

 

冬物衣料のバリエーションが豊富な日本

台湾人の冬の時期のファッションと言えば、ダウンジャケットとダウンジャケット・・・つまりダウンジャケットの一択です(笑)。つまり、冬には一着のダウンジャケットさえあれば十分なのかもしれません。日本人から見ると、(特に地方の)台湾人は衣服などのファッションや外見には、あまりお金を掛けずに気にする人も少ないように感じます。

特に、台湾の冬の時期と言えば、1月と2月くらいまでです。特に寒い時期は、2月を中心とした一ヶ月くらいです。そのため、消費意識という面から見ると、需要時期が極めて短い冬物衣料のマーケットは魅力的ではありません。

そんな理由もあり、台湾では冬物衣料の種類も日本ほど多くはなく、種類も少なくなります。この状況を、逆転の発想で、競合他社が少ない隙間ビジネスと考えるか、マーケットが小さいためハイリスクハイリターンと考えるか、難しいところです。

いずれにしても、台湾では冬の時期には、日本ほどはお洒落な冬服は少ないため、多くの台湾人がダウンジャケットを前後ろ反対に着て、バイクに乗っているというのが台湾スタイルです(笑)。

 - 台湾と日本

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