台湾の日帰り国内旅行に参加したら台湾人の明るさに圧倒された!

台湾人ばかりの日帰り国内旅行に参加して、彼らの行動を観察してみて、私が気が付いたことを台湾現地からレポートします。

台湾移住当初のことですが、台湾の家族の誰かが、この旅行へ参加する予定だったのですが、直前に急用が出来て参加できなくなったため、私達家族が代わりとして参加することになりました。

そのため、50名以上の台湾人の参加者に混じり、日本人(私)1人、日台ハーフの息子達2人、台湾人妻1人の四人が参加することになりました。もちろん、家族以外の参加者は1人を除いて、知らない人ばかりでした。

 

淡水への国内旅行は主催者の同窓会だった!?

この国内旅行は、観光バスを貸切して、早朝、台中を出発して台湾北部の淡水を観光し、その日の夜に台中まで帰ってくるというスケジュール的に少しハードな旅行でした。

待ち合わせの場所でバスに乗ると、バスの中はすでにお酒も入ってないのに、「出来上がって」いる状態の人たちばかりで、ワイワイガヤガヤ盛り上がっていました。

どちらかと言うと、のんびり静かな旅行を好む私にとって、瞬時にこの状況はアウェーでの戦いになるなと直感しました(笑)。

今回の参加者は建前上、同窓会ということでしたが、老若男女入り混じっており、明らかに同窓会の雰囲気ではなさそうです。(後から気が付いたのですが、淡水と言う場所で同窓会をするための移動用バスという位置づけだったようです)

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そして、参加者の顔ぶれを見てみると、同窓会に参加すると思われる、中年女性が3分の1くらい、彼らの家族、親戚、友人と思われる方たちが3分の2くらいでした。

中には、私達家族のように、4人家族で参加している方たちもいました。実は、この方たちも同窓会とは全く関係のない人たちです。

台湾では、よくこのようなことはあるようです。つまり、ある名目で旅行をする場合でも、家族、親戚、友人、知人に声を掛けて、もし参加したい人がいれば、参加するというスタイルです。

そのため、全く関係のない人たち、全く知らない人たちが集まって旅行をすることはよくあることだそうです。このような旅行は日本ではあまりないですが、個人的にバスツアーを企画して団体旅行を構成していると考えれば、ごく普通なのかもしれませんね。

 

台湾の国内旅行で台湾人の明るいお国柄にホッコリ

このバス日帰り旅行で気が付いた台湾のお国柄、台湾人気質を簡単にまとめておきます。日本人とは異なり、台湾の方は知らない人同士でも、直ぐに打ち解けて、皆で楽しむことができてしまうようです。初めて会った人に対しても、遠慮することなく心理的距離はないくらい人付き合いが出来てしまうのは、台湾人の特徴であり、少し羨ましくも思います。

そして、台湾人の方たちは、団体旅行でありながら、自由奔放に行動します。(自由奔放に行動できてしまいます)日本人であれば、周りの人たちに配慮して行動することが多いのですね。

ところが、台湾人の方たちは、それぞれが自分のしたいことをして、自由に楽しむのが一般的のようです。例えば、バスの中では、突然、カラオケが始まり(あまり上手ではない)歌を大声で歌っている人がいたりします。

そうかと思うと、スマホで音楽を聴いている人やゲームに夢中になっている人もいたり、弁当やお菓子を食べておしゃべりに夢中になっている人もいたりします。まさに、バスの中はカオスです(笑)。

現地に到着してバスを降りてからも、台湾人の方たちの行動は、自由奔放です。ある人はサイクリングに行き、ある人は食べ歩き、ある人は珈琲ブレイク…。

こんなバラバラ行動なのに、なぜか予定時間には予定の場所に全員が集合して(遅刻する人もいましたが)、次の目的地に向かうことができるのは、台湾人の優れた部分なのかも知れません。

 

外国人は大歓迎で明るく楽しく大爆笑

私は妻や子供達には日本語で話し、妻は子供達に中国語で話していたのですが、周りの台湾人たちは、私たちのことを特に気に止める人もいませんでした。と言いたいところなのですが、実は、周りの台湾人の方たちは、私たち家族が全員台湾人だと思っていたようです。

つまり、私が客家系台湾人で客家語を話していると思っていたようで、私は台湾人だと思われていたようでした。その旅行も帰路に向かおうかという時に、参加者の中では唯一の知人の方が、周りの方たちに(実は私は)日本人だと伝えたところ、全員驚いていました。

台湾の方たちは、このような集まりではあまり周りの方たちには、気にすることなく皆で楽しめればよいと考えているようです。また、台湾人の方たちにとっては日本人を含めた外国人は、やはり少し特別な気持ちで接してくれるようです。

日本人の場合は、外見が台湾人とよく似ていることと、台湾は多民族国家であり、言語も単一ではないことが多く、こちらから日本人と言わない限り、台湾人か日本人かは分からないようです。私が台湾人に激似だけなのかもしれませんが…。

私が日本人だと知った台湾人は次から次へと質問攻めで、手洗い祝福を受けているかのように、明るく素朴な笑顔で、何やら冗談を言い合っているようでした。後から聞いた話ですが、私の外見があまりに台湾人っぽかったため、何も話さないクールな台湾人だと思われていたようです。「私、クールな男性大好き!」と言って、おばさん同士が爆笑していたらしい(笑)。

 

日帰り旅行でのブログ記事を下記に挙げておきます。
台湾・淡水への国内観光日帰りバス旅行

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