日台国際結婚家族の食生活は台湾移住後に中華料理へシフト

台湾移住後の個人的な日常の食生活についてのご紹介です。
台湾に観光やビジネスなどで来訪したことがある日本人の方の多くは、台湾の食事は美味しい料理が多いと感じるでしょう。台湾に来て以来、美味しい台湾料理を堪能している毎日です。

日本人と台湾人の国際結婚家族が、日本で、どのような食生活をしていたか。そして、台湾移住後の食生活がどのように変化したか、あるいは変化しなかったのか、という辺りのことを簡単にご紹介します。

 

日本人夫と台湾人妻の国際結婚家族の食生活

国際結婚をして日本で生活していた時には、食材が限られることもあり、必然的に和食が多かった気がします。日本にいた時には、多くの場合は台湾人妻が料理をしていましたが、和食中心の料理に加えて、台湾料理も偶には少し添えられるというような食生活を送っていました。

台湾人妻も和食が大好きだったということもあり、食文化の違いを感じることはほとんどなく、食文化の違いによって揉めることもなかったです。日本に居住していた時には時間のある時には、私も料理を作っていました。どちらかと言えば、料理を作ることが好きな性分もあるのですが、少なくても1ヶ月に一回程度は、以下のような料理を家族と自分のために作っていました。

  • カレーライス
  • クリームシチュー
  • 赤だしトン汁
  • 鍋料理 など

レパートリーが少ないですか(?)、いや他にも、ちょっとした惣菜なども作ったりしていました。これらの料理は我が家では、大人も子供にも大好評ですので、費用もあまり掛からず、簡単に作ることができ、美味しく頂ける料理ばかりです。

また、偶には日本在住の台湾人と日本人の国際結婚カップルのお友達家族を交えて水餃子パーティをしたりしたこともあります。

 

台湾移住後は毎日台湾料理の食生活へ

そして、台湾移住後は台湾料理中心というより、ほぼ毎日、台湾料理の食生活を送っています。日本人なのに、そのような和食から、かけ離れた台湾料理ばかり毎日食べていて、日本の和食が恋しくならないか?という質問をされることがあります。

もちろん、偶には日本の料理が食べたくなりますので、その時は和食レストランに行くこともありますが、やはり台湾だけに「台湾風日本料理」を楽しむことができます(笑)。

台湾風とは、必ずしも、おいしいとは限らないのですが、言い換えれば、台湾人の舌に合った味付けに替えているのだと思います。例えば、その特徴は、味噌汁の味付けや餃子に付けるタレなど、日本人にとっては甘くなくてもよいものが甘くなっていたりします。

 

台湾のラーメンは日本のラーメンとは全く違う食べ物

私にとって、台湾にあるレストランで、最も残念な料理はラーメンです。麺にはコシがなくボソボソとした食感で、スープはかなり薄い味付けで、コクがないことが多いです。このように、日本人にとっては、残念な味付けの台湾風(日本)ラーメンが多いです。

そして、台湾人の方が、本物の日本のラーメンを食べると、口を揃えてスープが「塩辛い」と言います。このことから分かることは、根本的に台湾と日本の麺文化は、全く異なる食文化だということでしょう。

台湾人にとって、普通のスープもラーメンのスープも飲み物だという発想ですが、日本人にとってラーメンのスープは麺と一緒に頂く、食べ物そのものなのだというようにスープの概念が異なるのでしょう。

 

まとめ

話が逸れましたが、台湾移住後に日本料理から台湾料理ばかりの食生活に変わりました。その中で、台湾に来て食文化が変化し、私が気付いた台湾料理と和食の食文化の違いと私たち家族の食生活の変化を挙げてみます。

  • 薄味の台湾のスープにも少しだけ慣れた
  • 油を多く使った炒め物中心の台湾料理に違和感をあまり感じなくなった
  • 生野菜などのサラダを食べる機会はほとんどなくなった
  • 納豆や酢の物などの日本特有の惣菜料理を食べる機会がなくなった
  • 日本のソースを見かけない(台湾ではたこ焼きでも焼きそばでも味付けはソースじゃない)
  • 赤味噌を使った料理を見かけない(白味噌オンリー)

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