台湾でノミに襲われた家族 蚤に刺された原因と対策

台湾暮らしを始めて、はじめて家族共々、台湾で蚤に刺された話です。今週くらいから台湾(台中)では毎日雨が降っており、梅雨の時期に突入したようです。毎日、暑いというわけではないのですが、湿度が高くジメジメしています。

この時期、この苦手な気候と共に台湾で悩まされるのが虫対策です。台湾では蚊だけでなく蚤(ノミ)が曲者なのです。

 

日本でもノミが大の苦手でした

私は昔、日本でも梅雨時に、実家で犬を飼っている時期に家にノミが発生したことがよくありました。その時には、実家の庭の芝生にノミが多く生息していた記憶があります。芝生の上を歩いた時にズボンの裾等にノミが付着して、そのまま家の中に連れ込むというようなことが考えられます。

というのは、ノミの跳ねる距離は概ね10センチ前後だと言われています。となると、外部から家の中に連れ込む場合ではズボンの裾くらいしか考えられないでしょう。

 

ノミに刺された経験とその症状

台湾に来て1年以上経ちましたが、昨年も同じような時期に、ノミにやられました。その時は、半ズボンを履いていたので足元を何箇所も刺されました。

その刺され傷は、刺された直後は赤く膨れ上がり、その後、グジュグジュに刺された箇所から体液が出てきます。そして、さらに膨れ上がり刺され傷が少しずつ大きく広がっていく傾向があります。

また、指された箇所は、とてつもなく痒いため、掻き毟ってしまうとキズになってしまいます。私の経験上、ノミに刺されると、その痒さを皮膚が記憶するかのように、半年くらい痒みが続く場合もあります。蚊とは異なり、直ぐに痒みや腫れが引かないことがノミに刺された時の症状の特徴です。

 

ノミに刺された場合の刺され痕は特徴的

日本でも台湾でも同じですが、ノミに刺されると、その腫れ上がり方は特徴的で、ピンク色に膨れ上がります。そして、暫らくすると、刺された痕から体液がジワジワ出てきます。その後、刺され箇所がジワジワ大きくなることが多いです(私の場合)。下の図のような症状が出たら間違いなく犯人はノミです。

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ノミは下の図のような、如何にも口先で皮膚を麻痺させそうな憎たらしい形をしています。床などではピンッピンッと跳ね回るため、なかなか潰すのも難しいです。

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今回は、家の中にノミが入り込んだようなので、寝ている間に足や腕や首筋までの何箇所かを刺されてしまいました。そして、私だけではなく、台湾人妻も子供達も何箇所かノミに刺されてしまいました。こうなると、家の中でノミが卵を産み、ノミが大発生しないようにすることが、問題解決の第一なのですが、毎日天気が悪く布団やベッドカバーを全て干すことができないのです。

 

ノミはどうしたら死滅させることが出来るのか、蚤対策とは?

そこでいろいろネットで調べてみると、ノミの弱点を探すことに成功しました。ノミが嫌いなことをしてあげれば、ノミも呑気に子孫を残すことはないだろうと考えた訳です。

ノミが嫌いな条件とは、気温と湿度に関係があるようです。具体的には、低い気温の条件下、あるいは低い湿度の条件下ではノミは生息できないようです。つまり、温度が下がり、空気が乾燥するようになると、ノミは自然に死滅するようです。

室内の気温を下げることは難しいですが、室内の湿度を下げることは乾燥機を使えばできそうです。ところが、自宅には乾燥機がないため、やはり室内を隅々までノミを逃さずに掃除するしかなさそうです。

出来るだけ早く、ジメジメした天気がカラッと晴れて湿度が下がってくれれば、ノミは自然消滅するでしょうが、ノミに刺された痕はこの後もずっと残ることでしょう。

関連記事:台湾移住後の日本人が台湾生活で苦労する3種類の痒い害虫

コメント

  1. chieka より:

    痛そうですね。
    お大事にして下さいね。
    KANOは見られましたか?
    早く日本でも見たいです。

  2. いいぞっ より:

    全く痛くはなく、めちゃくちゃ痒いです。
    しかもこの痒みが思った以上に長引きます。
    KANOはまだ見ていないです。
    見た時にはネタばれしない程度にブログ公開します。

    > 痛そうですね。
    > お大事にして下さいね。
    > KANOは見られましたか?
    > 早く日本でも見たいです。

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