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台湾のお酒(高梁酒と紹興酒)

台湾のお酒と言えば、お土産としても知れ渡っているため紹興酒があまりにも有名です。ところが、台湾では、実は紹興酒を飲む機会は少なく、高梁酒が好まれて飲まれています。つまり、台湾のお酒と言えば、外国人には有名な紹興酒と台湾では有名な高梁酒と言ったところでしょうか。

 

紹興酒は、地理的に見て台湾のおへそに当たる南投縣埔里で造られるものが有名です。これは、埔里は台湾では最も水がきれいでおいしいと言われており、そのおいしい水で造られるという歴史的系譜があるからです。日本統治時代の1911年に埔里製酒株式会社で日本酒などの酒類が作られ始めましたが、その後、中国大陸から紹興酒の酒造技術が持ち込まれ、1952年に埔里近くの愛蘭甘泉と呼ばれる愛蘭台地のわき水で紹興酒が造られ始めました。その後、1957年に酒造所を埔里酒廠と改称し現在に至っています。これが台湾での紹興酒の始まりです。

 

紹興酒は、特に5年以上熟成させたものを「陳年紹興酒」と呼び、7年以上熟成したものを「特級陳年紹興酒」と呼称しています。紹興酒は、飲み方によっては食欲を増進させたり、消化をよくする効果があるそうですが、温めると香りが引き立ち飲みやすくなり、暑い夏は冷やしてソーダで割って飲んだり、ロックで飲んでもおいしくいただけます。

 

高梁酒は、台湾海峡を挟んだ中国大陸の沿岸に位置する「金門島」で醸造されたものが有名です。日本人が日常的に飲むお酒が日本酒であれば、台湾人の方が日常的に飲むお酒は高梁酒となります。高梁酒は、アルコール度数が非常に高く、最もよく飲まれているものは58度の高梁酒です。ストレートで初めて飲むと、喉の奥が焼けるような熱さを感じるかもしれません。台湾人の方は高梁酒をストレートで飲むのが一般的ですので、彼らがいかにお酒に強いかということが分かるかと思います。このお酒の特徴は、風味と香りが高く、アルコール度数が高いことでしょう。

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